槍の穂先3180m '13.8.2
  山歩紀行 2014
 人と交わり、草木と交わり、山気と交わり
それら一瞬の表情を写真で切り取る楽しみも広がって
単独行もいいし、仲間とならなおいい
そんな山歩きの楽しみを綴ってみました

飯豊・石転び沢雪渓 '13.6.16
 
   2014年2月7日  蔵王でスキー Okkaaも樹氷見物

ザンゲ坂頂部、アイスモンスターの前で
東京近郊に住む甥のShow君が、大学が休みになったのでスキーに来たいという。
それならということで、蔵王スキー場へ行くことにした。彼にとっては、2年ぶりの蔵王だ。
2年前は、JunjyさんHaseさんMikiさんも一緒で、老人パワーに驚きましたというのが、当時18歳の彼の偽らざる感想だった。
今回は、Okkaaを連れて行くことにした。冬間の閉篭もり状態を解放しておかないと、今後の山行にも影響するというこちらの魂胆もあってのことだが、40数年ぶりに蔵王の樹氷が見れると素直に喜んでくれた。
その樹氷、先日の雨で一旦融けたという話で、RW地蔵山頂駅の辺りだけ辛うじて残っていたようだ。それも濃いガスで、近間のものしかよく見えない状態。
ザンゲ坂を下って樹氷原コースまでくると、ガスは薄くなったもののモンスターらしさはほとんどなくなっていた。
それでもOkkaaは、山頂駅のコーヒーハウスで粘って、ガスの消え間からアイスモンスターらしい姿をいくつか見てきたらしい。大満足のようだった。
Show君は、小学生の頃から、冬になるとはやって来て、わかぶなスキー場でスキーを覚えた。今年は、ついに二十歳、立派に成人した。
リフトに乗って、あるいは、家の炬燵の中で、これからの夢を語ってくれた。私などの二十歳の頃と比べものにならないほどの視野の広さがある。
時代の違いだろうか、環境の違いだろうか。それとも単に個人の能力の違いだろうか。
うらやましい気さえしてくる。
MargoがShow君のようになるまであと十数年。
どんな夢を語ってくれるのだろう。老いてはいられない。
夕方になって、駐車場に戻ろうと、横倉ゲレンデを下りてきて、ふとレストハウスの前を見たら、何と、大勢の人が並んで、こちらに向けてカメラの放列。
一瞬何事かと、驚いて、後ろを振り返ったら、幼稚園児らしい一団が長いトレインになってゲレンデを下りてくる。
幼児の長い列が一糸乱れず雁行する、その見事さに見惚れてしまった。
カメラの放列は、言うまでもなく、その幼児たちの保護者。いやー、驚いた。一瞬だが、自分に向けられた放列かと思ってしまった。ソンナワケナイカ。
 
樹氷原コース

樹氷の名残
   
地蔵尊は肩までの雪 
   
一度これをやってみたかったぁー 
   
幼稚園児のトレイン・スキー、おみごと!!
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