綿野舞(watanobu)山歩紀行2017
 
 1月21日 洋カンで 雪の山城 攻め上がり
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雪原を進む冒険団の一行。目的地は、目の前の雑木の山頂。すぐそこと思ったら、甘い甘い。そこは山城、とても直登できる斜面ではない。ルートは、右手の杉林の中をぐるっと迂回している。
吹雪ほどではないが、いい塩梅に雪が吹き付けてきた。たまたま昨日、図書館ネットで「八甲田山死の彷徨」(新田次郎)を予約したばかり。死の彷徨は大げさだが、ちっちゃい子たちにしてみれば、多少、冒険心をくすぐられる雰囲気にはなってきたようだ。
 
本丸虎口に至る急斜面。雪をこざいて登る。スノーシューの効果あり。ほんとに上手くできた道具だと、いつも感心して使っている。平らな雪面を歩くにもってこい。だけでなく、斜面にも強い。
最近は、様々なタイプが売られていて、値段も低から高まで各種ある。もちろん、女性用、子ども用も。
もっともっと活用して、せっかくの雪を楽しむといいのになと思う。
本丸跡にテント村設営。大中小のスノーシューがなんとも微笑ましい。
家族ごとに中に入って、あったかいカップラーメンにお飲み物。テントの中での、嬉しそうな楽しそうな親子の笑顔。狭いテントの中だからこその、特別な雰囲気がある。夏山でそんな親子連れの姿を何組も見た。そのたびに、いいもんだなーと思っても、いまさら時間は戻らない。
本丸跡からの眺め。これまで何度もここに立っているが、冬は初めて。雪の里景色、なかなかいいものだ。我が領土、平穏なりや・・・城址は往時の気分に浸らせる。
 渡辺伸栄watanobu
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