綿野舞(watanobu)の畑作記2017
 
 4月1日 春待ちて 勇躍ポチ号 出動じゃ
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去年のジャガイモは、20年来の我家の畑作史上初めての凶作でした。原因の一つは植付の大幅遅れではとの説あり、例年になく寒い春なのに、こんなに早めて大丈夫かと少々心配もあるのですが、今年は早々に春耕を開始しました。昨日、堆肥を撒き、今日はポチ号フル駆動で全面耕起。3月中の耕作開始は我家の畑作史上初めてのことですが、畑ではヒメオドリコソウが歓迎の舞を見せ、早春の野良仕事は清々しいのです。
渡辺伸栄watanobu
ニンニク畑の向こうは長ネギ用の畑で、6月まで使わないのだが、ジャガイモ畑を耕したついでに全面耕起。こうしておけば、草立ちを抑えることができる。例年の春耕は4月の半ば過ぎで、後方土手の桜を見ながらの作業。今年はまだ蕾は固いが、来週のジャガイモ植付頃には綻んでいるだろうか。それにしても寒い春だ。風が冷たくて、陽射しがあって動けば少し汗ばむが、休めば冷える。明日は、笹川流れマラソン大会、どうやらもってこいの気候のようではある。
 
ヤンマーポチ号、我家の畑作に欠かせない相棒。退職を機に晴耕雨読を気取って購入したもの、だから11年目になる。今朝、初出動で軽トラに乗せようとして車庫の奥から出したら、数メートル動いてガス欠。やむを得ず近くのスタンドで軽トラに超満タンの給油。戻って、タンクからほんの少々抜いた油をポチ号に飲ませ、どうにか軽トラへ積込み、再びスタンドでポチ号の給油。とまあ、こんな具合で、出動が大幅に遅れた。とはいえ、2時間ほどの半日仕事で、予定の耕起は完了。明日のマラソンに差し支えない程度の軽作業で済んだ。今年からは、畑作回数を多くして、一回当たりの作業量は少なくしようと計画している。何しろ、去年の年間畑作日数はたったの20日。午前半日の作業とはいえ、行けば必ず午後1時くらいまで。午後はぐったり寝込んだ日もあったりした。70歳を機に生活を改善すべきこと多し。
これは、昨日、3月末日の畑作。タマネギに追肥して、土寄せ。昨年のタマネギがあまりにも美味かったもので、欲張って3畝にした。お陰で、今季の畑作計画が窮屈になって、さてサトイモ、ヤツガシラ、コンニャクの3部作の場所をどこにするか頭を悩ませている。後ろの柿の木は、この日剪定したばかり。
近郷から水仙の花だよりが届いているというのに、ここは、まだこんなに硬い蕾。荒川の河岸にあるから常に寒風が吹いている。それに、ここは貝附の狹戸の近く、風の吹き出し口。下風、ダシ風、どちらもよく吹いてくれる。ところで、最近ちょっとやり始めたローアングルの撮影、わりとうまくいったと思うのだが、どうだろう?
秋から積んでおいた草の堆肥が冬を越してちょうどいい具合になっていた。雪の前に敷いておいたKazuさんからのモミ殻と一緒に、明日、耕運機で鋤き込む。去年までの1日分の作業を今年からは2日に分けてやることにした。年相応に無理は禁物、畑作もマラソンも。
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