綿野舞(watanobu)風物記2017
 
 2月25日 もう食えん イヤまだ食える 苺狩り
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イチゴ狩りは30分1本勝負の食べ放題と決まっているのだろうか。なんとも短い‼せめて1時間は欲しいものだ。イチゴ農家のせこい作戦か?バス会社の段取りの悪さか? などと、行く前は文句たらたら。でも、なにごとも、やってみなけりゃ分からない。今日は阿賀北山岳会早春恒例、一年一度の花プラス苺の旅。
渡辺伸栄watanobu
冬の間は毎日毎日、白い雪と灰色の空。雪国の宿命に生きているから春の彩はことのほか待ち遠しい。じっとそれを待ってはいられなくて、毎年関東へ花見に出かける。
フラワーパークの園内はパンジーの花盛り。その傍ら、通路の芝生に混じってホトケノザが咲いていた。目立たない早春の野の花に、どうしても気は惹かれる。
ちょうど桃の節句の雛祭り開催中。もう十年以上も出していない我が家のお雛様を今年こそはなどと1月くらいには言っていたのだが、ここで見たら満足して、また出す気がなくなった。
御一行様の嬉しそうなこと。ここまで人を喜ばせるのは、花の力か、はたまた春の力か。それとも・・・
言うまでもなく、花より団子。制限時間30分とは、バスを降りてから戻るまでの時間だという。それはないだろ、せめてハウスの中でヨーイドンからの時間にしてもらいたい。などと賤しさを丸出しにして、イチゴに飛びつく。
貪るように食べるとはまさにこの形相。もうたくさんという気分になって、時計を見たら、なんとまだ10分しかたってない。
あと20分も食べるのか?おえー。
それでも、次からは色のいいもの、形のいいものを冷静に選択しながら、口に押し込む。もう食えねーで20分経過。
残り時間は、もうたくさん、もう食えないと宣いながら、最後に最良の品に出逢おうと幸運を探して歩く。
1本勝負30分の訳が分かりました。
合理的に計算された時間。お腹も身の内のための時間だったのでした。
貪食のアップ画像を載せると山行時どんな目に遭うか分からないので、これくらいに。
 
赤城高原昭和村のイチゴ園からは、残雪越しに、群馬百名山の三峰山とその背後に並ぶ谷川連峰の白嶺がきれいに見えていたのでありました。イチゴだけ食ってこれを撮らなけりゃ、山岳会の名が廃るというもの。
くれよんバスの旅、本日のツアーコースです。
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