綿野舞(watanobu)風物記2017
 
 4月21日 春爛漫 我が村今ぞ 桃源郷
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桜咲き、春たけなわの関川村。この時期はもちろん、満開の桜を見ながら荒川の土手をランニング、実に爽快です。昨日は鷹ノ巣まで、今日は大島まで。なんとも贅沢な気分のお花見Run。途中、スマホで撮影をしてはみたもののイマイチ面白くなくて、今日午前、一眼レフを持って車で周回し、撮り直してみました。
関川村に、来るなら今ぞ。我が故郷は春爛漫の桃源郷。
渡辺伸栄watanobu
丸山大橋からの風景、高瀬温泉の桜並木が見事。土手の上から桜の花を横に見ながら走って丸山大橋まで上がり、鷹ノ巣まで一気に走って吊り橋で一息入れる。帰りは、丸山大橋から桜並木へ下り、桜の下の道路を頭上の花を見ながら走る。
いつもの坂登りコース、大汗をかくがお花見Runはまた格別。
大島の桜並木越しに見た杁差岳。まだ残雪厚く、杁爺さんの頭になるところだろうか、ポツンと一か所、黒くなりかけている。花曇りで空も白く、写真では見分けがよくつかないが、真っ白な飯豊本山もよく見えていた。去年の連休に登った飯豊山。去年より雪が多いような気がする。
R113バイパスの桜並木。ここだけ並木が疎らになっていて、杁差岳と飯豊連峰がよく見える。怪我の功名というヤツか。盆地を取り巻く東から南側の山々。
高瀬温泉の桜並木。並木としての整い方は、ここが一番かもしれない。観桜会があったりして雪洞が設置されるなど手入れも行き届いている。ランニングはいつも夕刻で余り人のいない時間だが、今日の午前は、花見の人出があった。桜には人出が似合う。
村上市ウエルネスの一団が花見ウォークに来ていた。すれ違いざまYoko長老とばったり出くわして、双方びっくり。先回の弥彦登山に参加したかったが生憎平林城址の自然観察会とぶつかったのだという。そうこうするうちに、Kumyちゃんが現れて、またまたびっくり。ウォークの一団を引率して来たのだとか。
桜の花は、思いがけない人に巡り会わせてくれる。
やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに・・・まさに啄木の歌う情景。ただし、ここまで走って来てスマホをかざしている私には、泣く心情と程遠く、ただ爽快感だけ。多分、文学青年のUnqさんと違ってデリカシーに欠けているのだと思う。非文学青年と烙印を押されているのだから、それはやむをえないのだ。
爽快ついでに、スマホのパノラマ撮影を試してみた。冒頭の丸山大橋からとは真逆の方向を見ていることになる。盆地の差し渡しほぼ10㎞、狭いながらも住めば都、今まさに桃源郷。
そして、ドームを中心に鷹ノ巣まで往復して10㎞、同じく大島まで往復して10㎞、これが私の日替わりランニングコース。
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