綿野舞(watanobu)猫額苑四季(ねこのひたいのにわのしき)2017
 
 7月11日 初生りの 杏食べても 暑気去らず
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庭の実生の杏の木、芽生えてから9年目の2年前に初めて花をつけ、去年初めて実をつけたものの色づく前に落果、そして11年目の今年、ついに実が熟したのです。色づいてから関西山行で留守にして、その間に落果していなければいいがと心配していたのですが、大丈夫でした。今日、十分色づいたので収穫です。冷蔵庫で半日冷やして食べてみたら、その美味いこと。初生りの味は格別です。それにしても炎暑の毎日。家の中の襖や障子戸を取り外し風通しを良くしたら、気分的には少し楽になったような気がします。
渡辺伸栄watanobu
貴重な初生り3個。いい色をしています。柔らかくもなく硬くもなく、甘くてカリコリして、ジャストの収穫時期だったようです。
もぎとる前に証拠写真。この枝に2個連なって、離れた別の枝に1個。今年は計3個の実生り。来年は果たして何個実をつけるか、楽しみです。
庭で生まれた小さな小さなアマガエルの兄弟。スイレン鉢の中でメダカと一緒に暮らしているようです。
こうやって遊びに出てきた兄弟を眺めながら朝食後の庭コーヒー、至福のひとときです。生豆のフライパン焙煎の腕は多少上がったようだと自画自賛しています。先月、息子夫婦からコピルアクとかいう猫の糞から取ったという焙煎済みの高級豆が100g送られてきて、また貰えるかと賎しい下心で「これを飲んだらほかの豆はもう飲めないわ」などとメールを入れたら、「自分たちも初めて飲んだけど、キロ千円の豆とどこが違うか分からない」などと返信があって、肩透かしを食ってしまったのでした。なに、我ら夫婦も実は、自分で煎ったキロ千円の豆の方が美味いと内心思ってはいたのです。ただ、息子たちから贈ってもらったというだけで味にプラスアルファがあったことは確かです。ここ数日、朝から陽射しが強烈で、庭コーヒーも少々辛くなっています。
スグリの実、グーズベリーです。こちらも食べ頃、朝風呂の帰りに一つ摘まんで口に入れる程度です。ランニングの後のつまみ食いには、鉢植えのミニトマトが最適です。
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