林間記 2014

山間台地の小規模な扇状地にある山林
早春の山野草、山桜、筍蕨の山菜、栗柿の果実などなど
目と口を楽しませる、ここは、我が家の自然遺産
里山保全のアウトドア活動の場
 
 
2014年5月14日  5月の山林は花の盛り

ユキザサが咲きました。待っていた時間は長いのですが、あっという間に咲き終わっています。

今は一面のホウチャクソウで、びっしり埋め尽くされたようです。


GWの連休に、息子夫婦が帰省して山林で遊んで行ったそうです。
そうですというのは、その間、当方は谷川連峰山行で、彼らの山林には同行していなかったのです。

山菜を採ったり、野の花を撮影したり、結構楽しんでいったみたいですが、そのときにはまだ咲いていなかった花が、その後次々と咲いたので、画像で紹介してみました。


山林に入る車道はタニウツギの花のトンネルになるのですが、まだそこまでは咲いていないようです。
この花のトンネルは、我ながら見事だと思っているのですが、自画自賛かもしれません。


ユキザサは、花の時期が短くて、蕾のときから気をつけていないと、うっかりすると見る時期を失ってしまいます。
蕾が出てから咲くまでが結構長くて、行く度にまだ蕾か、まだ蕾かと見ているうちに、ある時行くと、ぱっと咲いていて、すぐに色あせて花を終えてしまいます。

新芽のときは美味しい山菜ですが、花を見たくて、大事にしています。
もっと増やしたいのですが、日当りが良くなったところの株は消えてしまったようで、心配です。
日陰の木立の中の一群に、増殖を期待しています。


サクランボの木は、植えてもう10年近くなるでしょうか。
今年初めて、たくさんの花を咲かせて驚いたのですが、その花が全部実になったようです。
普通、サクランボの木は、2本ないと受粉しないのだそうですが、この木は1本で受粉できると聞いていました。
でも、これまで、ほんの少し実をつけることがあったくらいで、あまり期待していなかったのです。
それが今年はどうしたわけか、この状態です。
びっしり生ったこの小さな実が、全部桜桃になったら、すごい収穫になりそうですが、果たしてそんなにうまく物事が運ばれるものかどうか、疑心暗鬼、半信半疑です。


タケノコは、この日の5日後も約50本掘りました。雨後のタケノコとはよく言ったもので、雨が降るとゾクゾクと出てきます。
これを書いている今日(21日)も雨、明日も雨、多分明後日辺りまたタケノコ掘りです。
最後になると掘りきれなくて、そのまま蹴り倒してくるのが毎年のことです。


当方がタケノコを掘っている間に、Okkaaはせっせとワラビにフキ採りです。
もう何十把も漬け込んだようです。
ワラビもフキもタケノコも、ここで一年分をまかなっています。
タケノコなど、去年のものがまだ冷凍庫に1袋残っている始末です。



柿農園のK先輩から、もうそろそろ摘蕾の時期だぞ~と言われました。
こっちは寒いので柿の蕾はまだです、などと答えてから、山林に来てよく見たら小さい蕾が出ていました。
雨が上がったら、その作業も始めなくてはなりません。


マラソンデビュー戦まであと2週間とちょっと、ここへ来て、片足を痛めて練習休止です。
今月前半、調子に乗りすぎて、20kを走ったり、10k60分切りを繰り返したりして、結果、過ぎたるは・・・。
このままでは年寄りの冷や水で終りそうで、なんともいや~な気分で過ごしているのですが、どうにもなりません。

数日前、無理に2日間ほど走ったら痛みが増して、こりゃまずいと、静養に努めてはいるものの、気分は最悪ですね。


それに今日(21日)のこの雨。晴間に、伸びたブドウの蔓棚を増やそうかと作業を始めたら、また雨。
早々と梅雨に入ったような雰囲気です。雨は、気が滅入ります。

チゴユリも、負けず劣らず数を増やしています。

今の季節を代表する花といえばフジですね。

それと、タニウツギです。別名ズグナシとは、これまた可哀想な。

オオカメノキ、登山でよく見る花ですが、我が山林にもありました。

マムシグサ、まだやわらかーい感じで、毒々しさはないですね。

サワハコベ、残念ながらミヤマハコベではなさそうです。

カリン、毎年たくさんの実をつけてくれます。 

サクランボです。こんなに生ったのは初めて、実になるのかどうか。 

タケノコも、今が最盛期、大小50本近くあったようです。