林間記 2016

山間台地の小規模な扇状地にある山林
早春の山野草、山桜、筍蕨の山菜、栗柿の果実などなど
目と口を楽しませる、ここは、我が家の自然遺産
里山保全のアウトドア活動の場
 
 3月4日 山林の初仕事は 柿の木の剪定から

いつもと変らぬ山林の風景です 雪はまだ厚いものの早くも梅の花が咲いています

いつもとは逆で、庭の梅よりも早く山林の梅が開花

久しぶりに柿農園のK先輩に会ったら
柿の剪定は終ったか?と、即尋ねられた
晴れの日がなくて、まだです!と、答えたら
晴れの日など待ってられないぞ!と一喝された
百本も栽培するK氏と違い、たった1本の当方は暢気なものだ
とはいえ、時期を失するわけにはいかない
芽が動き出す前には何とかと、珍しく晴れ上がったこの日、山林へ出かけた

雪のため軽トラは入れない
スノーシューを履き、伸縮長梯子を担いで雪上、山林に入山
今年初めての山林
まずは、見回り、写真撮り
驚いたことに梅が咲いている
つい前日、我家の庭の梅が、ようやく蕾がほころび始めたかと喜んだばかりなのに
庭より山林は少し標高が高く、雪も多い
なのに、例年とは逆転現象だ
なにやら天候不順の兆しありか、クワバラクワバラだ
雪が少なかったので、竹林の被害もほとんどなし
ホンの1,2本、倒れているくらい
昨年のあの惨状を思えば、ホッと一安心
昨秋、Kazuさんから分けてもらった籾殻が袋のまま竹林の前に積んである
本来なら、秋のうちに撒くはずだったのだが、秋の晴天日を待っている間に雪になって、放置してあった
今後、晴天日が続いたら撒き散らし作業にかからなければならない
何しろ当方の農林業は、晴天日待ちなのだ
しかも、年寄りの半日仕事と決め込んでいる

この日も、午前2時間の作業
柿の木1本、梅の木1本を剪定した
テキストには、梅の剪定適期は10月~11月、柿は1月~2月とある
完全に遅れている
梅は、5~7月に徒長枝を剪定し、秋は整枝剪定なのだが、まったく手を抜いて、今ごろ徒長枝の剪定だ
今日の1本のほかに、あと5,6本ある
また次の晴れの日にやって来よう
どのみち、どの木も花が咲き始めているから、そう強くは剪定できない

いい加減にしておくのが、年寄り仕事というものだ

少雪の今年は、去年と違って竹林の雪害はゼロ

本日の作業はこの柿の木と右隣の梅の木の枝の剪定

柿の木のAfter 少々遅ればせながらこれでスッキリ

梅の木のAfter 花芽のつかない徒長枝だけ切り取り
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