綿野舞 watanobu 山歩紀行 2010.6.13 光兎山
 標高966.3m  新潟県関川村    
 
 
この前年、光兎山のヒメサユリを初めて見て、その素晴しさを吹聴したら、MurandoさんとHonhiroさんがぜひ見たいと言う。

それで、翌年のこの日、二人を案内することになって、Yoko長老も同行してくれることになったのだった。
HaseさんとJunjyさんが同行していないということは、確か、なにか都合つかないことがあったのだ。

山の花は、盛りは大体この時期と見当をつけて出かけるのだが、その年の気候に左右されて多少前後したりして、早すぎたり遅すぎたり、あるいはまた、咲き年だったりそうでなかったり、当り外れがあることは覚悟しなければならない。
運よく、この日の光兎山のヒメサユリは大当たり。遠来の二人を大歓迎してくれたのだった。

束になって咲き誇る大株があるかと思えば、登山道に並んで咲く花もある。
人が切払った山道はヒメサユリにとって絶好の日当り場のようだ。
気に入ったのは、吹きさらしの稜線上に孤高に咲く花。

Murandoさんが愛機の一眼でバシャリバシャリと写しまくっていて、いいもんだなーと憧れていたものだ。
この頃、Yoko長老の植物講義が絶好調だったし、それがまた新鮮だった。初めて聞く高山植物の名を覚えようと、デジカメを動画にしてメモ代わりに画像と音声を記録したりしていた。
パソコンのこの日のフォルダには、アマドコロとナルコユリの違いを触って覚えようとする動画や、ツクバネウツギと唱えながら写した動画などが入っていた。

懐かしい思い出のひとコマだ。
 
 
 
 
 
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