倉手山 952.5M 山形県小国町
人と交わり、草木と交わり、山気と交わる、そんな山歩きの楽しみを綴ってみた
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2012年5月19日 倉手山


連休に予定していた光兎山も頭巾山も悪天候で皆お流れになって、今日は4週間ぶりの登山
夜が明けるずっと前からワクワクして目が覚めた

小国町の雪消えは遅く、林道には雪崩で積もった雪がぶ厚く残っていた
シャクナゲの花をねらって、この時期にHaseさんが計画してくれたのだが、今年はかなり季節が遅れているようだ
それでも、登山道に入るとすぐにカタクリの花が出迎え、ミツバツツジがあでやかに咲き乱れていた
イワカガミもイワウチワも咲き始めていて、ムラサキヤシオも目を楽しませてくれた
本命のシャクナゲもわずかながら開花していた 蕾のアズマシャクナゲは赤が鮮やかだった
タムシバもようやく見つかる程度にポツリポツリと咲き始めていた

飯豊連峰には、昨日の雨の名残の雲がかかっていたが、登り進むうちに、雲は上がっていって
山頂に着いたころには、雄大な連峰の姿を見せてくれた
眼前に横たわる飯豊の大きさは、カメラには収まりきらない、写真では伝えられない、これぞ倉手山の醍醐味だ

毎年、山頂焼肉亭を開業していたが、今年から廃業した 右足が不安で余計な荷物は一切持たないことにしたのだ
代わって、Mikiさんが豚汁亭を開業してくれた それがとてつもなくうまかった
Haseさんのコーヒー亭も、ゆったりと飯豊を眺めて過ごす山頂の時間には最適だった
倉手が大好きだったHikaさんの奥様が来てくれて、今年も、それぞれの胸のうちでHikaさんを偲ぶことができた

不安だった右足も、4週間の休養のお陰でだいぶ快調になったようだ お陰で、今後の山歩きの見通しも立った
いろいろと意味合いの濃い倉手登山だった


林道にぶ厚く雪崩の雪

ブナの大木をへし折った雪崩の威力

木々が雪に押されて登山口を塞いでいた

ミツバツツジ

朝日に向って登る、爽やかなこと

イワカガミ

目指す倉手山頂 左の稜線から回り込む

クロモジの花

ツルシキミの花

アズマシャクナゲにほほ笑む

アズマシャクナゲと飯豊連峰

アズマシャクナゲ

イワウチワ

残雪厚く

久しぶりにタマも同行

残雪にブナの新緑

頂上の雪原、飯豊をパックに

山頂のムラサキヤシオ

Mikiさんの豚汁亭

運転はHaseさん、自分は残雪割ウィスキー

山頂で4人と1匹 

山頂から、飯豊連峰全貌 
 
梅花皮小屋と北股岳、今年も行けるか
 
鋒立峰と朳差岳、今年こそ行きたい
 
遠望は枯松山と大境山

タムシバ

カタクリ 
 
ムシカリ、梅花皮山荘の吊橋で

山荘の吊橋から振り返る
 
何度行っても憧れの飯豊

帰宅して猫額苑でくつろぐメンバー
   
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山歩紀行