山歩紀行

光兎山 966.3M 新潟県関川村 
人と交わり、草木と交わり、山気と交わる     
そんな山歩きの楽しみを綴ってみた
2012年11月18日 寒風吹く光兎山 名残の紅葉と初雪と



今回のとっておきの一枚  ヨ平戻の頭から雷峰を撮る その先に荒波の日本海・荒川河口

登り始めて10分 柔らかな落ち葉の道で この笑顔



冬型の気圧配置となったこの日
予想通り
光兎山の稜線には、強烈な北風が吹いていた

こんな日に・・・・
と言われた人もいたようだが、
この日でなければ、4人メンツが揃わないこの日
3月10日の高坪山雪中登山以来の4人と1匹
懐かしい顔ぶれで
西高東低の季節風もなんのその

こんな天気の日でなければ
滅多に見られない光兎山での光景が待っていた

雲間から光が射して、一瞬の紅葉の輝き
光の帯が走り、その先に浮ぶ飯豊の白峰
荒れ狂う冬の日本海、白波のしぶき
稜線に延びる一本の真っ白な細道
葉を落として白肌をまっすぐに伸ばすブナの木々
柔らかな落ち葉の道

ああ、こんな日に
来てよかったーと心底思う



9月の谷川岳以来のHaseさんとHonjunさん
Mikiさんは、なんと7月の苗場山以来
ということで、皆さん、嬉しくてたまらないらしい
改めて撮った写真を見てみると、どの写真も笑い顔、山頂の寒風に晒された写真でさえ笑顔
笑ってないのはタマだけ
そのタマも、よほど嬉しかったのか、トットと先に先にと走って見えなくなる

いつ来ても光兎山、いい山です
画像でタップリとどうぞ
 
 光兎山のブナ林は天下一品 

南側斜面には名残の紅葉が

点々と黄葉が鮮やかに 

光兎山々頂で4人と1匹記念撮影 気温は氷点下

山頂から遠く祝甕山

山頂から村上の臥牛山 その先に岩ヶ崎の白波

光兎山々頂の新雪

天空の白い径を下る

山頂からヨ平戻の頭・雷峰へと続く白い一本の径 

女川の蛇行 朴坂山の向うに日本海の白波

ブッシュで北風を避けて昼食
Mikiさん特製の豚汁で身も心も温まって、一同大感激

光の帯が走る

光のカーテンの向うに飯豊の白い峰 

最期の輝きか

新雪をバックに、コメツツジの紅葉

雷峰から光兎山へ続く白い小径

観音峰を下ればブナ林の中は紅葉

葉を落としてブナ林は明るい 

ブナの巨木に見送られて

名残の紅葉 
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