2月11日 蔵王  樹氷原スキー

思いもよらぬ豪雪で、家の周りの除雪だけでもヒーヒー状態。
毎日、「もう雪はたくさんだー」などとぼやいているくせに、その雪でも足りなくて、蔵王まで雪を眺めに行ってきた。

行ってみれば、やはり蔵王の雪は格別。パウダースノーで滑る、その気持ちのいいこと。
そして、アイスモンスター。1年に1度は、この樹氷原で滑りたくて、ここのところ毎年の恒例行事になっている。

さて、さすがは世界の蔵王。
ロープウェーの地蔵山頂駅を降りると、外国語が飛び交っていた。
ザンゲ坂は、国際的人混み状態で、その上ガスがかかって視界が悪く、衝突を避けるので精一杯の状態。

スキー、ボードのみならず、スノーシューの一団、和カンジキの一団、みな思い思いに樹氷原を楽しんでいた。中には、徒歩にてゲレンデを下る一団も。これはいかがなものか。

ともあれ、かなりの賑わい。老若男女に、若いファミリーに、レストランも満員状態。
わかぶな高原スキー場でも感じているのだが、スキー人気は確実に復活しつつあるような。

願わくば、あのピークの頃のリフト待ちは願い下げたいものだ。また、かつてのようなボードの占領に、我らシニアがゲレンデからはじき出されることのないようにと願うばかり。
ま、今くらいがちょうどよいのかも。

昼食もそこそこに、たっぷり滑ってきた今回の我ら4人、平均年齢は63.5歳。

それにしても、カービングスキーとやらで、スキーも楽になったもの。
聞くところによると、80歳を過ぎてもスキーを楽しめるようにと開発されたものだとか。
登山にしろ、鮎釣にしろ、スキーにしろ、用具の技術革新には驚くばかり。
熟年者には、実に、ありがたいことではある。
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人と交わり、草木と交わり、山気と交わる、そんな山歩きの楽しみを綴ってみた
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