槍の穂先3180m '13.8.2
  山歩紀行 2014
 人と交わり、草木と交わり、山気と交わり
それら一瞬の表情を写真で切り取る楽しみも広がって
単独行もいいし、仲間とならなおいい
そんな山歩きの楽しみを綴ってみました

飯豊・石転び沢雪渓 '13.6.16
 
    2014年7月5日  コマクサ咲く花の蔵王山へ  
蔵王山 1841m(熊野岳)  山形県山形市・上山市・宮城県七ヶ宿町 

9:56 お釜の縁、馬の背で本日のお目当て 女王様に拝謁!!

<本日のコース>
9:10刈田岳レストハウス出発-9:24刈田岳山頂-9:36リフト分岐-10:15熊野岳避難小屋-10:25熊野岳山頂10:40-11:00ワサ小屋跡11:10-11:25地蔵山-11:38地蔵尊12:45-13:13ワサ小屋跡-13:55熊野岳避難小屋-14:37刈田岳レストハウス

9:42 ミヤマオダマキに見送られて馬の背へと進む


この日の登山の様子や蔵王山の花の数々をYouTubeにUPしてあります。 →こちらから
 どうぞ、ご覧ください。



今回は関川村公民館主催・村民健康登山です。
刈田岳まではバスということで、Okkaaも参加させていただきました。

今年はどういうわけか、スキーも含めて蔵王山は4回目です。
それでも、この時期の蔵王は初めてで、これほどの花の山とは思いもよりませんでした。

ヒナザクラなど、鄙にも稀な花かと思っていたのですが、なんと群落を作っているのです。それはそれで、もちろんいいのですが、驚きました。

ハクサンチドリも、こんなにあちこちに咲いていていいのかと思うほどに、各所に咲き乱れておりました。

それはともあれ、今回のお目当ては、なんといっても女王コマクサです。
天候不順のこの時期に設定したのも、この花がお目当てだからでしょう、きっと。

ねらいどおり、それはそれは、芳しい姿で咲いておりました。
ミストを浴びて水玉を滴らせた姿もそれはそれで、麗しいものです。
なんといってもさすがは女王様ですね。
上から下から斜めから、たっぷりと写真を撮らせていただきました。


30名を超える参加者が一列になって進みます。
夢中になって花を撮っていると、列からかなり遅れてしまいます。
主催者に迷惑をかけないようにと、早足で列の末尾に追いつきます。
そんな繰り返しでした。
幸いなだらかな登山道ですから、そんなこともできたのですが。

そのなだらかさのお蔭で、Okkaaにも快適な登山になったようです。
健康登山の目的どおりの登山になったようで、主催関係者には感謝感謝です。


30名を超える老若男女の参加者を引率して、安全の配慮は並大抵ではなかっただったろうと思います。
お蔭で参加者全員無事全コース歩きとおすことができました。
素晴しい企画、本当にありがとうございました。


ところで、この日の熊野岳までのコース、実は2年前の夏にMargoを歩かせたいと考えて、一家を連れて来たのですが、生憎の強風雨悪天候で断念したのでした。
いつか最適の天候の日に、ぜひ、実現したいものと思っています。
もちろんそのときには今日のような花はないでしょうが、エメラルドグリーンのお釜や眺望が叶えれば、山の魅力がMargoにも伝わると思うのです。ひたすら僥倖を祈るばかりです。

9:49 ハクサンチドリも各所に咲き乱れておりました

10:05 オノエラン 登山者の足元で健気に咲いています

10:19 この時期のお目当てはなんと言ってもこの女王様

10:31 熊野岳山頂の茂吉歌碑を読もうとする人

11:11 ワサ小屋跡の姥神様

11:12 地蔵山を目指す一行

11:13 振り返れば越えてきた熊野岳

11:20 なだらかな地蔵山を進む 

11:25 コケモモ 

11:43 地蔵尊の広場に到着 ここで昼食
   スキーの季節に拝む地蔵尊はいつも肩まで雪の下

12:54 ヒナザクラ    帰路は巻き道を通ります
   そこにも、高山の花々が今が盛りと咲き乱れておりました

13:00 ウラジロヨウラク

13:01 ミネズオウ

13:28 アオノツガザクラ

13:34 イソツツジ  これはお初にお目にかかりました 

13:40 お花畑で休憩です
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