槍の穂先3180m '13.8.2 |
山歩紀行 2014 人と交わり、草木と交わり、山気と交わり それら一瞬の表情を写真で切り取る楽しみも広がって 単独行もいいし、仲間とならなおいい そんな山歩きの楽しみを綴ってみました |
飯豊・石転び沢雪渓 '13.6.16 |
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2014年3月29日 大岳山頂から守門岳大雪庇の眺め | ||||
守門・大岳 1432.4m 新潟県三条市 長岡市 魚沼市 | ||||
12:18 大岳山頂から正面に守門岳最高峰袴岳1537.2mと青雲岳に張出した大雪庇 |
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この日のルート 7:15二分登山口(除雪道路終点)発-9:00長峰-9:35保久礼小屋9:55-12:18大岳山頂-13:00風を避けるため標高1300m付近へ降りて昼食場所設営・昼食14:10-15:25保久礼小屋-17:15二分登山口に下山 |
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7:21 歩き始めてすぐ目の前に目指す大岳の白嶺がくっきりと |
画像ムービーがYouTubeにあります。こちらからどうぞ。 ヤマレコの山行記録も、 こちらからどうぞ。 2日連続の雪山歩きに 阿賀北山岳会3月山行の2回目。 この日の天気予報は、初めの頃曇模様で、弥彦山を予定していた。 ところが、日を追って予報が好転し、前日には絶好天の予報。 3月1回目の山行で予定して行けなかった守門岳へ行くことに、前日決定。 というわけで、結果的には2日連続の雪山歩きとなったのでした。 前日の蔵王で山スキーの醍醐味を知った当方としては、スキーを持っていくべきか迷ったが、山岳会は団体行動が厳しい。 自分だけスキーというわけにはいくまいと思い断念した。 行ってみたら、守門は、さながらバックカントリーのメッカのよう。 スキーありボードあり、履く人あり担ぐ人あり。 やっぱり持って来るべきだったと悔やまれた。 Unqさんも、当方にやってみてほしかったみたいで、団体行動云々は思い過ごしだったのかもしれない。 がしかし、保久礼小屋からの登りは厳しかった。 高度差約700mを一直線に登る。この道を果たしてスキーを担いで登れたかどうか、昨日の今日だけにやや自信はない。 谷底へ颯爽と滑走していくボーダーをUnqさんは尾根の上から羨ましそうに見下ろしていたふうに見えた。 きっと、バックカントリー一式をそろえるに違いない。 と思っていたら、Unqさんの口から名言が出た。曰く、 「ゆっくり歩いてこそ目に入るものがある。心に響くこともある。」 長い長い下山歩きの途中、確かにいろいろなものを見たし、聞いた。 ヤドリギの種の生存戦略は耳知識だったが今回初めて実物を見せてもらったし、雪上を這う虫がカワゲラの仲間だと知った。 ブナの根開きの原因については諸説入り乱れたし、木立の下の斜面に刻まれたナゾの皺模様の美しさには感動しつつ、その成因について、あれこれ論議したり、Junjyさんはいつもの如く通りかかる人たち誰彼なく尋ねかけたりして下った。 挙句の果てには、過去の山行動を軽妙に取り上げて、品性を失わない程度に大笑いを繰り返し、最終的には、阿賀北山岳会としては、守門大岳の別称は大笑山とすることに決定。 という具合に、ゆっくり歩いたからこその山行でもあった。 これが、スキーで一気に下ったら、こうはならなかったことは間違いない。 そう思うと、皆でワイワイゲラゲラやりながら、ヒーヒー下る山も悪くはない。 もちろん、スキーで下る醍醐味もまた格別なのだろうが。 さてはて迷うところだ。 それにしても、今回も、Keynさんには美味しい食糧を沢山用意していただいた、Unqさんには長駆運転してもらったし、それに、雪のテーブルを作ったり、豊富な山知識を教えてもらったりした。FriendlyJunjyさんも変わりなく健在で、道々常に笑いを巻き起こしてくれた。 そんなこんなで、先回の榛名山に引き続いての愉快なメンバーで、以後、チーム榛名を名乗ることになった。 チームほっかいろ、チームきじうちなど、他の案もちょっとは出たのだが、その名称だったら自分は外してほしいというメンバーが続出して、チーム榛名に落ち着いた。 そのいきさつが、これも大笑いのタネなのだが、メンバー以外にはほとんど理解できないと思うので、ここには書かない。 ともあれ、今回も素晴しい山行でした。チーム榛名の皆さん、ありがとうございました。 雪面を這う虫 |
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8:50 雪山の杉尾根の向うに大岳、その右方に青雲岳 |
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9:36 保久礼ホッキュウレ小屋の屋根にショートケーキ |
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11:02 まっすぐに山頂へ伸びる長くて急な一本道を黙々と登る |
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11:29 大雪庇が見えた!! 左が青雲岳 袴岳はまだ見えない |
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ボードを担いで登る人 山頂からスキーで滑走してくる人 |
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12:28 大岳山頂で大雪庇をバックに登頂記念写真 |
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中津又岳の雪庇 その向うに粟ヶ岳 |
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13:17 雪面を掘って即席の椅子とテーブルに 大ご馳走の昼食パーティ |
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14:23 登ってきた長い峰のコース その先の白い台地の左下が二分 |
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<ヤドリギの実> 果実と種を結ぶゲル状の糸がヤドリギの生存戦略だ ということは知っていたが、実物を見るのは初めて |
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ヤドリギ | ||||
雪の斜面に描かれたこの縞模様がなんとも美しくて、その原因を道々論議したのだが・・・ |
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田んぼの斜面にもあって、どう見ても水の流れた痕だが、雪の上を水が流れるなんてあるのだろうか?だれか、知っている人はいませんか? |
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