八ヶ岳 '14.6.29 |
山歩紀行 2015 人と交わり、草木と交わり、山気と交わり それら一瞬の表情を写真で切り取る楽しみも広がって 単独行もいいし、仲間とならなおいい そんな山歩きの楽しみを今年も綴ります |
白山 '14.7.21 |
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2015年2月11日 五頭山 三峰周回の雪中山歩 | |||||
五頭山三ノ峰 873m 新潟県阿賀野市 ↑ 山名クリックで、地図表示 |
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11:53 五ノ峰山頂852mの凍てついた鐘の前で 後方は四ノ峰 |
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<この日のコース> 8:15駐車場-8:40どんぐりの森登山口-9:40六合目-11:20三ノ峰-11:40四ノ峰-11:50五ノ峰-12:00鞍部にテント14:15-16:30旧スキー場麓林道合流-16:45駐車場 |
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10:19 人気の三ノ峰コースはトレースが固くツボ足で大丈夫 |
行程中の各地点の様子は YouTubeに画像があります。 →こちら からどうぞ。 昨年のこの日は、蔵王連峰刈田岳だった。 蔵王の樹氷は、この時期が見頃ということで、今年も、地蔵岳から熊野岳の雪中行軍プラス樹氷原山歩が計画されていた。 しかし、予報はかんばしくない。 前々日までの今冬一番の寒波が一段落して落ち着くかと期待したのだが・・・。 去年のこの日の蔵王は、本当に寒かった。 猛烈に吹かれて凍えた山行だった。 今年も、どうもその二の舞になりそうな雲行きだ。 それは避けたい。 ということで、Unqさん、五頭山なら多少吹かれても凍えることはないと、いつものように複数用意した中から、前日までに五頭山に変更した。 五頭山は、昨年末以来の一月半ぶり。 あの時とは、天候も違えば積雪も違う。 だから、山の表情も異なっていた。 何よりも、降ったばかり積もったばかりの新雪がよかった。 今冬一番の寒波は、中国大陸を経由せずに、北極から直接南下したのだとか。 そのせいもあってかどうかは判らないが、積もった雪も木々の霧氷も、とにかくきれい。 純白サラサラ混じりっけなし。 舌にのせるとフワッと融ける。 そんな雪の上を歩くのだから、気分は清々しく、快調そのもの。 とりわけ、三ノ峰から先の四ノ峰、五ノ峰の周回コースは、ほかに歩く人もないまっさらの白原。 峰と峰の間を繋ぐ鞍部には、新雪が結構深く積もっていて、スノーシューラッセルでこいでゆく、その気持ちのいいこと。 まるで処女地を進むフロンティアの態。 Unqさんは、冬の五頭山は大人の格好の遊び場だと言う。 まさにしかりだ。 雪山といえば危険の代名詞のように聞こえるが、その点、五頭山は比較的安全に雪山の気分を満喫できる。 だから人気の山で、この日も、賑やかな女性陣が軽快に雪上トレッキングを楽しんでいた。 ほんのお印のように背中に張り付いた小さなザック、中味は、ボトル1本と行動食だけだと言う。 スノーシューも軽そうな按配で、さっさと登り、三ノ峰に達すると、今日はこの先に行っても何も見えないし寒いからと、さっさと来た道を引き返していった。 人それぞれに登山スタイルがあるから、どうこう言うべき筋合いでもないのだが、Junjyさん流に言えば、何が面白くて山に登っているんだか、と思わないこともない。 我らのスタイルとは180度違う。 何しろ、鍋、釜、肉に、麺、野菜、漬物、パン、それにテントにスコップにと諸々、雪中泊でもするつもりかと思われるほどの荷を背負い、まだ薄暗い朝から薄暗くなった夕方まで、雪の中で1日を過ごす我等。 ゆっくり歩くからこそ見えるものもあると、1時間1分でも長く山の中にいたいのだ。 ゆっくり歩いてじっくりと眺めた今回の五頭山もきれいだった。 言葉ではうまく伝えきれないので、せめて画像で汲み取っていただければと願うばかりです。 |
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10:41 雪が深くなってここでスノーシュー装着 |
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10:45 眺望も効いて気持ちのいい稜線歩き |
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10:53 霧氷樹林帯の中で |
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霧氷の花咲く木々の枝 |
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11:10 エビの尻尾に模様どられたブナ林を行く |
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11:22 三ノ峰到着 寒い!! |
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三ノ峰の避難小屋は厚い雪の下 |
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11:33 四ノ峰へ向う ここからはトレースなしで新雪ラッセル |
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せり上がったような形の雪庇の脇を登る |
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11:44 四ノ峰 後方は越えてきた三ノ峰 |
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11:49 五ノ峰がすぐそこ、山頂の鐘が見えている | |||||
11:52 五ノ峰山頂の鐘も凍てついて音が出ない |
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11:55 テント設営の場所を探して五ノ峰を下る |
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12:25 風の当らない鞍部の林間にテント設営 |
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テントの中は、いつもほっこりと温かく |
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14:42 青空も出始めた雪庇の稜線 |
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いかにも雪山の雰囲気を楽しんで |
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14:46 振り返れば、越えてきた三、四、五ノ峰はまだ吹雪の中 |
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