2015.7.27鳳凰三山 |
山歩紀行 2016 人と交わり、草木と交わり、山気と交わり それら一瞬の表情を写真で切り取る楽しみも広がって 単独行もいいし、仲間とならなおいい そんな山歩きの楽しみを今年も綴ります |
2015.9.21栂海新道へ |
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2016年9月18日 火山の迫力 八甲田山 只管組のRunトレ山行(2) |
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八甲田山大岳 1584.4m 青森県青森市 | |||||||||
10:05 RW山頂駅を出てすぐ、前方右から大岳、井戸岳、赤倉岳 手前の円丘が田茂萢(やち)岳 |
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13:42 井戸岳の爆裂火口を覗き込む人 危ない‼と止める人 それを笑って見る人 写す人 |
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八甲田山RW山頂駅発10:00-10]19田茂萢岳-11:07上毛無岱11:16-11:45大岳避難小屋前12:30-12:51大岳山頂13:06-13:24分岐-13:50井戸岳-14:02赤倉岳祠-14:45田茂萢湿原-15:05RW山頂駅 |
八甲田山は、火山である。 が、安達太良山のような、火山特有の荒涼とした、空恐ろしい景色は見られなかった。 ガスがかかっていたこの日、八甲田山の全容をくまなく確かめたわけではない。 が、噴火口も火口壁も、急傾斜の崩落地でさえ、殆どなにがしかの植物に被われていた。 にもかかわらず、このページの表題を、「火山の迫力」などとしてみた。 それは何故かと言うと、山中各所に爆裂でできたすり鉢状の深い火口があったからだ。 好き勝手にドカンドカンと、あちこちで次々と爆裂を起こした山という印象を持った。 麓の田代平が元々の大きなカルデラだという。 そのカルデラの南側の縁の辺りで、そのあと噴火したのが八甲田山ということらしい。 つまりは、ドッガーンと四尺玉の大花火が上がった後、派手なスターマインがドカン、ドカンと吹き上がる、あんな感じだろうか。 八甲田山の大岳、井戸岳、その間の鞍部、赤倉岳と次々に現れる大きなすり鉢状の火口を見れば、ドカンドカンと爆裂した噴火当時の様子が想像できて、かなりの迫力を感じたものだ。 この感じは、実際に登ってみなければ分かるまい。 RWでやってきて、山頂公園の辺りをちょこっと歩いて帰る観光客には、絶対に分からない。 9年前の自分もそうだった。 だから、なおのこと、今回、八甲田山の正体を知って、意外な山容に驚き、迫力を感じたのだと思う。 多分、各地の山々を巡った登山人からすれば、この程度の小規模な火山で、どこが迫力かと思われるだろう。 感覚は個人的なものだし、それは、経験に裏打ちされて生じるものだから、八甲田山の爆裂火口に迫力を感じた登山人もいたということで、解題は終わりにしたい。 さて、大岳と井戸岳の間の鞍部から、まずは大岳にピストンし、次は井戸岳へ登る。 どちらの登りも結構な傾斜。 そこを、今日は最若手のShynさんが先頭で、昨日に続いてのRunトレ。 昨日、岩木山で心拍数を上げておいたせいか、今日はなんだか調子がいい。 息も上がらず、スイスイと追い上げて、今日は二番手で後に続いた。 10月9日に向けて、なんだか調子は上がってきているような気がする。 と思ったが、井戸岳の火口壁の稜線道を歩いていて、思い直した。 深いすり鉢。 まるで、蟻地獄。 落とし穴。 春から、落とし穴に嵌っている。 4月の笹川流れ、あの強風。 6月の東根、左脹脛の肉離れ。 いずれも、レース直前までは、絶好調だった。 練習の走り込みは、質・量ともに、これまでになく快調。 それなのに、自己ベストが出るはずと臨んで、2度とも、見事敗退。 人生、どこに落とし穴があるか分からない。 各々がた、ゆめ油断召さるな。 ご用心ご用心。 かくして、八甲田の蟻地獄は、慢心を戒めてくれたのでありました。 さてさて、下山して。 酸ヶ湯温泉の千人風呂へ。 混浴の秘湯というが、ポスターのような和やかな感じでは全くなかったですぞ。 そして、この日の宿、七戸町まで行って家族村の高級ケビン。 その夜の、マラソン談義も、ずい分勉強になりました。 翌日、早速実践。 うん、なかなかいい。 いやいや、ご用心ご用心。 最終日、「風物記・青森つけたし旅」へ続きます。 |
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9:55 満員のRWで山頂駅を出てみると・・・9年前は、自分もそこに |
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11:12 上毛無岱 広大な湿原の最上部の縁をちょっと覗いただけ |
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12:28 大岳と井戸岳の間の鞍部で、ひと休みする人々 寛ぎのひと時 |
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12:38 大岳への登山道途中から、小屋の脇の爆裂火口湖と井戸岳 |
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12:55 大岳山頂 爆裂火口の縁に立つ 深さ60mの漏斗状絶壁 |
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13:31 正面の大岳から一旦小屋に下って、井戸岳への登りRunトレ状態 |
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13:34 井戸岳の爆裂火口 ここも50mの深さ 長径は300mほどか |
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井戸岳は標高1500mの火口全体を指すようだ その縁を巡る登山道 |
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火口壁を彩るイワベンケイ |
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一輪咲き残ったか イワギキョウ |
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14:00 赤倉岳 深さ50m近い火口の縁に建つ祠 ガスで火口は見えない |
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14:09 赤倉断崖の縁を通る ここは火口ではなく崩壊の崖、危険地帯 |
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14:45 田茂萢湿原まで降ってきて ひと休みひと休み |
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