綿野舞の山歩紀行2017 | ||||
4月16日 花しずか 人賑やかに 笑い登る | ||||
弥彦山634m 新潟県弥彦村・長岡市・新潟市 地理院地図は→こちら | ||||
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10日前に下見した弥彦山へ、関川村公民館主催の健康登山の本番です。10日間で春は進み、雪割草もカタクリも盛りは過ぎていましたが、それでも、標高が上がればまだ咲き残っていてくれて、皆さん結構堪能できたようです。マイクロバス2台40名超の団体登山はいつも、大声で笑い、しゃべり、楽しく賑やかな登山です。 ただ、この日は晴天なれど山頂20m超の強風予想。山腹の登山中は穏やかだったものの、吹きさらしの山頂は時に立っていられないほどの強風。何とか風を避けられる場所を探して、各班それぞれ思い思いに山頂昼食。ゆったりとした時間を過ごし、山頂下で待っていたバスに乗り込んだのでした。 |
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渡辺伸栄watanobu | ||||
清水平で大休止。10日前ここは一面のカタクリ園だったところ。林の中にはまだその時の名残があったのだが、ただ、花も盛りを過ぎると人はあまり見向きもしてくれないようです。おしゃべりとおやつに夢中で。そんな一団体を見回して異常はないか点検している隊長さんでした。 | ||||
雨乞山への分岐の登りが、このコース一番の急坂でしょうか。さすがここだけは皆しずかに一歩一歩。ただ、ここを登り切れば頂上かと、尋ねる人もいたりして。 | ||||
先回、雪割草咲き乱れていた谷間は、今回、カタクリ群れ咲くところとなっていました。カタクリの間に、雪割草もいくつか残っていて、皆さんを喜ばせてくれたということです。 私はその頃は、隊から離れて先行、団体の陣取れる風除け地を探して一足早く山頂へ出たのです。 |
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太平園地の斜面に咲いていたカタクリ。雪解けが遅かったせいで、まだこんな瑞々しい花も残っています。 | ||||
奥の院の先、参道脇の林には、濃い紫のキクザキイチゲ。ここも雪解けが遅かったので、咲いたばかりの瑞々しい花。下の方では終わりかけの擦れた色合いの花ばかり見てきたので、この瑞々しさがなんともいい感じです。 |
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清水平にあったシュンラン。この花も、カタクリにしても、イチゲだって、関川村にいればいつでも見れる花。それでも、汗かいて登って出逢えば感じが違う。だから、この花なら関川村でいつでも見れる、なんてことは誰一人言わない。 | ||||
とは言え、この時期のこの山のお目当ては、やはり雪割草。こんなきれいな花がまだまだいくつも残っていてくれた。この花、関川村内では限られた箇所にしかないらしい。私はまだ見たことがない。どうしてなのか。鉢植えは持っているので、我が山林に種を撒いてみようか。 | ||||
山頂RW駅前の通路が垣根で囲われていて、どうにか風除け地になっていた。本来は、この先の太平園地の広場が休憩適地なのだが、行ってみたら立っていられないほどの強風。で、ここに陣取っての昼食休憩。時間はたっぷり。 山に来る目的は人様々。眺望を楽しむ人、花を見たい人、おしゃべりしたい人、思い切り笑いたい人、肉を食べたい人、ビールを飲みたい人、汗をかきたい人、孤独になりたい人・・・。山はすべての人を受け入れてくれる。ただ、中には全員の無事に気遣いの人もいて、それはまあ業務だからやむを得ないというもの。 午後になるといよいよ風は強くなり、風除け地にも巻き風が吹き込んできた。少々時間を早めて下山することに。 今回は、ここのすぐ下のスカイライン駐車場でバスが待っていて、下り歩きはない。年3回予定されている健康登山、初回は足慣らしに、登るだけの登山でちょうどよかったのかもしれない。 ただし、帰村後ドームへ走りに来た人、若干2名。さすが阿賀北山岳会只管組、下山のない登山では足が少々物足りなかったのです。 |
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<コースとタイム>途中から先行して風除け地を探索したので、中間は登山隊のタイムではありません 駐車場発8:45-9:40雨乞山分岐9:50-10:20山頂奥の院-10:45大平園地-11:00山頂RW駅公園12:40-13:05山頂公園下駐車場 |
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