自給自足を理想としながらも、趣味の域を決して出れない
    
綿野舞watanobuの 畑作記 2013
 
11月1日 里芋の収穫  少々不作ながら
前回、長ネギと大根の収穫で今季の畑作終了などと書きましたが、サトイモの収穫が残っていました。

忘れていたわけではないのですが、あまりにも不出来で、多分ろくに収穫できないだろうと諦めていたのです。

それでもということで、どうにか晴れとなったこの日、掘り出してみました。

とても見せられるような出来ではないのですが、何とか小芋はついていました。
これで全部です。

年寄りの3人世帯、これでも何回かは食べられるでしょう。


早速この日の夕食は、芋煮でした。
自画自賛ながら真においしい。
どんな作物でもそうですが、自分で作ったというだけで、その味は、格別なのです。

これは、実際に作っている人には分かっていただけると思います。
左はヤツガシラ芋を作った畝、右が今日里芋を掘り上げた畝。
ここは、畑の中でも最も水はけの悪い箇所です。スコップで掘って、天地返しをしてやりました。
掘り上げた土を乾かしたいのです。

山歩きの終った後は、フルに使った足をアフターケアしてあげますが、これは、畑のアフターケアです。

来年は、もうちょっと多めに、よろしくーと、お礼なのか催促なのか。
深めに掘った溝には、一年間取り貯めておいた雑草を埋め込みます。
雑草だけでなく、サツマイモの蔓や里芋の葉なども入れます。

早い内に取った雑草は、積み上げた下の方で堆肥になっています。

神のものは神の元へ、土のものは土の元へ、というわけです。

冬中このままにして、雪に圧してもらいます。
雪国の農民にとって、雪は迷惑なだけのものではなくて、ありがたいものでもあるのです。自然のものを自然に返す触媒の働きをしてくれるのですから。
最後は、Okkaa自慢の長ネギです。

太くてジューシーで、なかなか味はいいのですが、外側の皮が少々堅いのが玉に瑕です。

ナニ、皮を一枚剥いで食べればいいだけなのですが。それに、堅い皮も、じっくり噛んでいるとそれはそれで、結構いい味なものです。


我が家の長ネギの出来栄えを誇っていたら、Naruさんの長ネギ畑もJunjyさんの長ネギ畑も、それはそれは見事に育っておりました。
皆さん、畑に精を出していて、感心するやら驚くやらです。 
    現金なもので、畑も、収穫の秋になると気合が入ってきます。間もなく終わりだというのに。
いやいや、終りが近いから気合が入るのかもしれませんね。人生もかな?どうなんでしょう?
     ― ページのTOPへ ―