自給自足を理想としながらも、趣味の域を決して出れない
    
綿野舞watanobuの 畑作記 2013
 
11月25日 大根の収穫  自讃自賞ながら立派な大根が育ちました 
今日は、大根の収穫日。

たまたま来ていた隣の畑の小母さん、
本職の農家で、いつもいろいろと教えてもらっています。

その小母さん曰く

なんと立派な大根だこと
今年は私のほうが負けた
今度は、教えてもらわなくては

などと、笑ってをおっしゃる。

ま、それは冗談としても、
こんな立派な大根が育ったのは、ホントに初めてかもしれません。

隣の小母さんは、ほぼ毎日畑に来ている方で、
当方はといえば、月に1度くらいの畑通い。

草と一緒に育ったのが良かったのでしょうかね、などとOkkaaは謙遜している。
が、内心は、来るたびに自分が丁寧に土をくるめてあげたのが良かったのだ、と自讃しているに違いない。

私は私で、そりゃあ、オレが汗水たらして鍬をふるって深く耕したからなぁ・・・などと、密かに自賞している。

だけど、来年もこんなに見事に育つという保証はないから、二人とも口には出さない。

天と地の恵みで成り立つ農業は、常に謙虚でなければならないのです。
聖護院大根も長ネギも、こんなによく育っていて、まだ収穫するには少し早いので、食べる分だけにしました。

ただ、この日午後からY先輩が釣上げた鮭をいただきに行くことになっているので、お礼に持参する分も少々収穫しておきました。

水産物と農産物の物々交換、原初の生活です。

Y先輩からは、1週間前にも鮭を3尾も頂戴して、それは今、燻製用の液に浸していて、明日辺りいよいよ燻す手はずになっているのです。
今日頂くのは塩引きにする予定です。

それらについては、「猫額苑四季」で追々報告することにします。
タマネギ畑には、籾殻が被せてありました。
隣の畑の小母さんは、被せたのは私ではないと言います。

多分、もう一人の違う小母さんが被せてくれたのでしょう。

本職の皆さん方が、こうやって素人の私たちの畑作りを見守ってくれているのです。
ありがたいことです。

あまりにも草ボウボウの日々が続いた夏など、どうしたのだろ、具合でも悪くしたんだろうか、などと余計な心配をかけてしまったこともあるようで、ホントに恐縮しています。
来年は、もう少しこまめに通おうと思っています。


ともあれ、我が家の初冬の風物詩
大根の作品展です。


生で食べても、煮て食べても、実に美味しいのです。
よく来る八百屋さんにも自慢げに見せています。

でも本当は、こうやって干してタクアン漬けにするには、あまり太い大根ではないほうが良いらしいのです。
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