自給自足を理想としながらも、趣味の域を決して出れない
    
綿野舞watanobuの 畑作記 2014
 
 
4月9日 春耕開始 ジャガイモの植付

春耕開始のこのとき、一年に何回も出番のないポチ号の待ちに待った出動です

耕起して畝を立て、肥料を撒いて、種芋を並べます



今年は雪が少なかったせいか、例年より春が早いようです。


毎年、のんびりと始めていた我が家の春耕ですが、今年は、去年より1週間早く、一昨年よりは2週間も早く、ジャガイモの植付です。

男爵イモを3畝、メイクイーンを2畝、ほぼ例年通りの作付け量です。


農作業は、基本的には毎年毎年同じことの繰り返しですが、少しずつは勉強して改善を加えています。

今年は、石灰を撒くのを止めました。

これまで、耕起したら石灰を撒くのを当然のこととして続けてきましたが、手引書を改めて読んでいて、アッと思ったことがあります。
ジャガイモは少々の酸性土が良いと書いてあります。

我が家の芋君は味は絶品なのですが、どうも器量がイマイチで、気にかかっていたのです。
もちろん、器量よりは味、それはそうなのですが、酸性が弱くなりすぎると表面にブツブツが出ると書いてあります。


そこで今回は石灰散布を止めたというわけです。

代わりに、完熟堆肥を2袋も散布して鋤き込みました。土壌改良です。

これで、今年の芋君の出来上がりはどうか、さてさて楽しみです。


畑には、雪の下で冬を越したニンニクとタマネギが、ようやく我が世の春とばかりに背伸びを始めています。

タマネギは、友人のNaruさんが育てた苗を分けてくれたものです。
本当は、お互いに別々の作物を育てて、物々交換すれば最も効率的なのですが、なかなかそれはできません。
結果として、同じものを作って、出来栄えを比較するようなことになります。

それでも、我が家では作らなかった白菜をNaruさんは作っていて、それを漬物にして届けてくれます。
それが、なかなか美味しいのです。絶品です。

我が家は根菜類の出来が良いので、できるだけNaruさんが育てた葉菜類と交換できればなーなどと、虫のいいことを考えています。


そういえば、Junjyさんも昨日あたりジャガイモを植え付けたというし、Naruさんももちろん植え付けただろうから、結局、どちら様もジャガイモは間に合っているということになるのでしょう。


みなさん、せっせと芋を食べて健康に暮らしましょう。

土を被せて、暖かいふわふわベッドの完成  ゆっくりとお休み!!

草立ちを押えるために他の畑も全面耕起、機械化の威力です

冬を越したニンニクにタマネギ、これからが勝負です 

突然轟音を立ててローカル列車が走る、のどかな春日です 

あぜ道には、オオイヌノフグリ 

オドリコソウ  春の陽射しを喜んでいます 
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