自給自足を理想としながらも、趣味の域を決して出れない
    
綿野舞watanobuの 畑作記 2014
 
11月30日 収穫の秋に感謝!!

11月30日 長ネギを収穫して今年の畑作は終了です 
週間予報によると、この日が多分この秋最後の小春日和。
ということで、例年12月に入ってから収穫している長ネギを、この日に収穫。 

毎年、規格外の太さで、我家の自慢の作品。
どういうわけか、この畑では、ネギだけはよく育つ。
それに、収穫が少し早かった分、去年よりも柔肌で、焼いてよし、煮てよし。

このネギで、早速、ネギ味噌をつくって、一昨日収穫した大根でふろふき大根。これが、絶品。
自給自足の、ささやかな喜びです。

ネギを収穫したあとに籾殻を撒いて、ここは来春のジャガイモ畑
山の竹林用に、今年も、Kazuさんから籾殻を大量に分けてもらった。
その中の数袋を畑用にとっておいて、長ネギを収穫した後の畑に撒いた。

明日からは荒天の予報。
雨や雪が、籾殻を畑土に馴染ませてくれるでしょう。

立派なネギを育てていただいた分、お礼を施して、地味の回復を図らなければなりません。 

タマネギもニンニクも、まあ順調に育っていて、冬越しを待っています 
11月1日に植えたタマネギとニンニク。
植付が、少々遅すぎたのではと心配していたのだが、どうにか順調に育っているようす。

ここ2年、一口タマネギになって、Okkaaには悪いが、まあ正直言って失敗作。
密植が原因でないかと、今年は、二畝にして余裕を持たせて植え込んだ。 
籾殻を敷いて、それに、ホームセンターで買った牛糞堆肥もたっぷりと元肥にした。
3回目の正直、来年こそNaruさんの作品と見劣り無く並べられるかと、期待。

夏草がこんな立派な堆肥になりました 
夏草を積んだ堆肥も、今は、こんなに立派に醗酵して、来年の春耕を待っている。
11月1日に、一度切り返しをして、油粕と石灰を入れて踏み固めた。
もう堆肥枠を外しても大丈夫なほどに固く締まって、草とは思えない、藁のような状態。
来年の春耕で、畑に鋤き込む。


右奥にあるのは、この日作った二つ目の堆肥。
収穫した大根や長ネギの、外側の葉などを積み重ねたもの。 

小春日和のよき日に、大根の収穫です
ここからは、これまでの収穫の様子です。


2日前の11月28日も小春日和の良い日で、恒例の大根の収穫日です。

ネギと違って、なかなか形が揃わない。
10月の半ば過ぎにNaruさんが見事な大根をもって来てくれたのと比べれば、少々見劣りはする。
ただし、味は格別。煮てよし、生でよし、漬けてまたよしの自画自賛。

我家の風物詩、タクアン用の大根干し
タクアン漬け用に、大根干し。
我家の毎年の風物詩。

もちろん、できるだけ形の良いものを選って干してある。
なにせ、玄関前の目立つところに下げるのだから。
我らの名誉がかかっています。


ところで、Okkaaが言うには、大黒様に捧げるお嫁さん大根がなかなか見つからないとのこと。
品種改良のせいなのか、昔のように二股になる大根がないようで、人間も大根も、スタイルは良くなっているのでしょうかね。

サトイモも、まあ何とか育ってくれました
こちらは、約一月前、10月30日に収穫したサトイモ。

サトイモ一畝、ヤツガシラ一畝。
毎年のことながら、ささやかな出来栄えですが、わずかな収穫を楽しんでいます。

水を好むというので、畑地の水はけの一番よくない場所に植えつけているのだが、専門家のFさんが言うには、本当は水はけのよい所がいいのだそうだ。
水はけを良くして、必要な時期にたっぷりと水をかけるのがコツだとか。来年は、畝をもっと高くした方がいいか。

初挑戦のジムグリマメも、うまく地中に実をつけてくれました
掘り上げた落花生を車庫前に干しておいたら、大分、カラスの奴に持って行かれた。
とにかく、カラスの大好物のようだ。

そこで、ハタと謎が解けた。
落花生が地に潜って実をつけるようになったのは、カラスが原因だ!!と。

今年、初めて栽培してみて、その奇妙な生態に驚き感心したのだが、天敵の存在が、進化を促していたのだ。
生物界の絶妙な関係に、改めて驚かされた次第。

それはそれ、炒って食べたら、これまた絶妙な味でした。

10・13 柿がたわわに実って、収穫です
10月13日の柿の収穫。
畑地の隅にあるこの木、毎年よく実をつけてくれる。

畑地のこの若木と、山林にある老木の、2本の柿の木から収穫する実をさわし柿と干し柿にして、近隣知人に少々おすそ分けなどしながら、炬燵に入ってぬくぬくとOkkaaと二人、たっぷりと冬の間も食べている。

その上、柿農園のK先輩からは、売り物用の立派なさわし柿を頂いていて、その上品な甘さを目標にして柿を育てている。

焼酎にさわして、Margoにもっていってあげました
収穫した柿の実は、焼酎にさわして渋抜き、食べごろになったのを、運動会の応援に行った日に、Margo一家へのお土産にした。
もう随分前のことになる。

山林には、幹を切った後に若芽が育ってきた柿の木もあって、後数年すれば、もう1、2本、増えそう。
何とか、K先輩に習った摘蕾、摘果を実行して、きれいで大きな実に育てたいと思っているのだが、今のところ2本だけなので数優先、摘果も控え目にしている。

サツマイモも、まあまあの出来栄えでした
柿を収穫した同じ日にサツマイモも収穫。

まあまあの収穫なのだが、本当のところは、量も太さも、味もイマイチ。
どこか、物足りない。

畑地としては、砂まじりの一番良いところのはずなのだが、狙う苗が既に売り切れていて、残りものが思わしくなかったようだ。

ここのところ毎日、食卓には、ふかしたサツマイモがのっている。
というような具合で、まだ畑にはカブが残っていて時々収穫できるのですが、一応本年の畑作は終了。
数えたら、一年間の畑作日数は27日。たったこれだけの畑通いで、結構いろいろな作物を楽しめたというわけで、感謝感謝の畑です。
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