自給自足を理想としながらも、趣味の域を決して出れない
    
綿野舞watanobuの 畑作記 2015
 2015年6月19日 タマネギ収穫・今年は大成功 

何年ぶりだろう、こんなに立派なタマネギが収穫できてOkkaaの自慢顔

生食用の紫タマネギとニンニクも「大変よくできました。」

今年の畑作は、実は気合が入っている。

昨夏積上げた草が春に立派な堆肥になっていて、その堆肥とKazuさんからの籾殻とを鋤き込んだら、なにやら、畑の土の感じがこれまでと違ってきた。
どこか、フワフワした感じがして、耕作していても気持ちがいい。

だから、畝立にしろ、植付にしろ、草取にしろ、気合が入る。

欲が出て、あれこれ作物を増やしてしまって、しまいにはサツマイモを植える所がなくなった。
Unqさんは、畑が余っているのでうちのを使えばいいと言ってくれたのだが、出作地を2ヶ所にするのも難儀だしということで、これまでの畑の一角、柿の木の下の草地を新たに開墾してサツマイモ畑を作った。5月のことだ。
柿もほしいがサツマイモもほしいと、日陰になる柿の大枝1本切落とした。だいぶ花がついていた枝でもったいなかったのだが、やむなく。

そんなわけで、今はびっしりと作物が植わっている状態。
タマネギの収穫で、そこが空いたので、こんどはカブを植えつけることにしている。

そのタマネギ、今年は、おみごと!!
ここ何年かピンポンタマネギで、味は良くても面白くはなかったのだが、今季は大成功。
Okkaaは、植付け方を工夫したからと威張っているが、何、畑の地力がよくなったことと、これまでケチっていた追肥を気前よく施したせいなのだ。

それはそれとして、今季初収穫のタマネギとニンニク、味は特上もの。
先月、試し掘りしたのを倉手山の山頂で、シャブシャブで食べてもらったから、そのメンバーには実証済み。
だから、ますます気合が入る。

炎天下の草取りも、今年は、一計を案じて日除けテントを張ってやってみた。
むかし鮎釣りに熱中していた頃、川原の休憩時日除け用に購入して、殆ど使わなくなっていたヤツを車庫の棚から引っ張り出した。
これが、中々の妙案だった。
草取りの進行に合わせて移動できるのだから、都合がいい。
お蔭で、ご覧の通り、畑はツルツルのピカピカ。これまでの夏草茫々の畑とはまるで違う。

普通、夏の草取は早朝か夕方、日射が弱まってからが常識なのだが、我家の出作畠はそうは行かない。10時頃のこのことやってきては12時過ぎまで。炎天の時間帯。
テントの口を荒川の流れの向きに合わせると、風は吹きぬけるは日射は遮るは、これはおススメですぞ。

そうやって取った草は、せっせと堆肥にしている。来年の耕作用だ。これもホントに掛け値なしのおススメです。

以上、久しぶりの畑作記でした。

久しぶりにポチ号の出番で長ネギの植付 (6・11) 

炎天下の草取は辛い、我ながらの一計を案じて (6・11) 

お蔭で草がよく取れて、畑はツルツルのピカピカ 

取った草は、石灰と油粕でサンドイッチにして堆肥に

先月鋤き込んだ去年の草堆肥、畑が柔かくなったこと(5・15)

垂直栽培2年目のカボチャも、生育順調のよう