2012年4月2日~7日 Margoの入学式で京都に

いよいよMargoが小学校に入学することになった。
式場での晴れ姿をぜひ見てみたい。が、果たして、Zyjiの参列など許されるものかと不安でいたら、友人が、「今どき、どこの学校でも大丈夫!」と太鼓判を押してくれたのに気を強くして、周りの顰蹙もものともせず、参列しに出かけた。
旅の途中の越前岬
せっかく出かけるのだからと、Okkaaと二人、のーびりと北陸路をドライブで行くことにした。
越前岬には、まだ、越前スイセンが名残を惜しむように数株残って咲いていたが、夕暮れの季節はずれの越前岬、人っ子ひとりいなかった。
灯台、岬、スイセン・・・何やら歌謡曲の題材になりそう。越前岬を唄った歌謡曲があったかどうか・・・。思い出せないまま、それらしい歌を、ハンドルを握りながらうなってみた。(4月2日)
越前海岸の夕日

夕日の陽射しが海面に伸びる絵を撮れるかと、寒さを堪えてねばってみたが、海面すれすれで、結局、雲の中に。
この翌日は、猛烈な低気圧が通過して、このあたりの荒れ様は、ただ事ではなかったらしい。
今思えば、嵐の前の静けさを絵に描いたような風景だったのだろうか。 
  サイクリングロードの桜

いつもMargoと出かけるサイクリングの道は
ご町内の方々が手入れをしている桜並木の歩道。
草や葉が茂るとやぶ蚊の道で、ハンドルを持つ腕など凸凹になるのだが、この時期だけは、格別の道。
今年は開花が遅れ気味とはいえ、ちょうど三分咲きぐらいか。
この花の下をMargoと連れ立って風を切った。(4月4日) 
  センダンの大木の下で

宇治川の土手にあがってひと休み。
センダンの大木が実をたわわに実らせていた。
「センダンは双葉よりかんばし」といわれるが
果たして、このMargoも・・・・・と、Zyjiバカのそしりをおそれず、カメラに収めたものの。
後日、 Wikipediaで調べたら、「栴檀は双葉より芳(かんば)し」のことわざでよく知られるが、これはセンダンではなくビャクダン(白檀)を指す。とあった。う~ん。
  地蔵院のシダレザクラ

京都の隠れた(?)桜の名所、山城の国の禅寺・地蔵院の樹齢285年のシダレザクラ。
やはり、ここも三分咲きくらいか。
眼下に山城の平野を見下ろし、遠くに生駒の山なみを見る。
まさに絶景の桜。
鐘撞き堂が良く似合う。(4月5日) 
サクラには、どういうわけか、菜の花も良く似合う 
そして、こちらが本命 入学式の日
Margoのクラス記念撮影を横からちょっと拝借
白モクレンがこぼれるばかりに咲いて、祝い
サクラが先の方から咲き始めて、これからの可能性を暗示し
バックの北山杉は、このようにまっすぐに育てと
実に絶妙な学校側のご配慮か
樹木の多い、ゆったりとした雰囲気の学校だった (4月6日) 
観月橋にかかる満月

観月橋は、洛北桂川の渡月橋に対比される、洛南は宇治川にかかる月の名所
その観月橋に、Margoの入学式の日の夜、くすしくも満月がかかっていた
これを撮らずになるものかと、橋を渡って対岸の土手の上から満月を狙った
この土手のすぐ近くに、坂本竜馬で有名な伏見の寺田屋がある  (これは蛇足)
荒川沿岸の風物、旅の出会いなど、折々に綴る 綿野舞watanobuの 風物記