荒川沿岸の風物、旅の出会いなど、折々に綴る          
    
綿野舞watanobuの
風物記 2013  
   2013年5月4日 ルリソウを撮りに

  ルリソウ  まさに名の如く、瑠璃色が鮮やか

 ルリソウ  本当は楚々と咲く目立たない花

Yoko長老を案内して村内山中に咲くルリソウを見に行くことになった。
なにしろ、4年前に山麓に住む方から案内していただいて1度見ただけの場所、当時の写真と地図を手がかりに、現地までYoko長老を案内したものの、山中に入ったらもう記憶がオボロで、ウロウロ状態。
仕方なく、4年前に案内していただいたお宅に電話を入れたりして、どうにか道を見つけた。
結構な急坂を登っていくと・・・通り過ぎた私の後で、Yoko長老
「ここに、あるねっか。」
何とも頼りない案内人ではあったが、にもかかわらず、4年前と変らず山道の両側に群生するルリソウに逢うことができた。
エチゴルリソウかどうかは、実がつかないと分からないとのこと。その時期にもう一度来て見よう。

Yoko長老と別れて、その足で荒川に向った。

昨日、飲み会があって、後輩のKinoちゃんが、ホラネといって見せてくれたのが、携帯の画像で55センチの桜鱒。小憎たらしい程の得意顔。
それを見た、Y先輩、フンとばかりに鼻であしらって「オレのより1センチ小さい。」
なんとも、釣師のこの根性。
これではならじと、ルリソウの撮影もそこそこにYoko長老と別れて川へ走った次第。
大体、その根性がよくなかった。半日川に浸かって竿振り運動を繰り返したが、気配はまったくなし。釣りはやはり無心でなければ。

帰途、畑に寄った。
先月16日に植付けたジャガイモ畑には、まだ芽すら出ていない。
替わりに、ヒメオドリコソウが群舞していた。
それにしても、この寒さは異常だ。

       

いつもの釣り場 山桜が咲き始めているものの、水はまだ冷たい
(ルリソウの群生地とは全く関係はありません。念のため)

 畑は、ヒメオトリコソウの群舞