いよいよアユ釣りのシーズンが到来した。
前日は、初漁ということで、午後から2時間ほど小手調べ。小型のアユが10尾ほど。

おとりアユを一晩生かしておいて、本日(7・23)、一日中川に浸かって、本格的に友釣りを開始した。

型は、全体としては小ぶりだが、この時期の荒川としては、まあまあの10数センチものも次々。
居座り台風6号の影響が残っていて、荒川特有のダシの風がやまず、時々、竿が強烈にあおられた。一日中、ダシの風に当たっていると、頭も痛くなる。
そんな悪コンデションで、釣り人もチラホラ。
それが、逆に幸いしたのかもしれない。
毎朝のトレーニングを兼ねて川見をして、当たりをつけておいた場所が的中した。
だれも先客がいない。
ゆっくりと一日中、その場所で、次々とアタリが来た。釣果40尾。


カーボンロッドと細糸、引抜という最新釣法で友釣りを始めてから17年になる。
一昨年までは、泳がせ釣り専門で来た。それで釣果行き詰っていたとき、「ある日突然アユ釣りがうまくなる」という題名の本に出合った。そこには、「自分の得意技にこだわるな、さまざまな釣法に挑戦せよ」とあった。
日々自己革新の必要性を悟って、昨年から、背針を取り入れた。

本日も、その効果てきめんだった。

荒瀬では、オモリを使うことも昨年から始めた。極細の0.1や0.08号ラインへのこだわりは捨てた。

かつてアユ釣りを共にした友人は、変節だと言う。
言いたければ言うがいい。日々是更新、時間の経過は進化の歴史だ。
この友人、10年以上も前に私が言ったという言葉を覚えているから、手に負えない。
「オモリを使うのは邪道だ」と、私が言ったというのである。
オレ、そんなこと言ったかなぁ、マイッタなぁ。

ともあれ、若アユの輝きをビデオでどうぞ。
アユ釣りシーズン到来