2012年3月16日 サクラマス解禁日

2日も前から、準備万端整えて、この日を待っていた。
朝6時、朝食も摂らずに荒川へ向う。
三面川のY先輩と電話でエール交換。すでに第1投を入れたところだという言う。遅れをとった。
互いに今シーズンの健闘を誓い合う。というより、互いの幸運を祈りあった。

幸運。そう、サクラマス釣りは、ほとんど運が左右するように思う。
現に、解禁日の今日、十数人は攻め込んだと思えるポイントで、あがったのはたった1尾。あげたのはたった一人。

幸運にあやかりたいと願って、その初物を拝ませてもらった。銀色にきらめく、見事なサクラマスだった。
「やりましたね、おめでとう!」 「一人でも釣り上げてくれるとやる気が湧きますな!」などと、見ず知らず同士、会話が弾む。

結局、初日のこの日、早朝と夕方の2度、ポイント各所を攻めてみたものの、当方にはヒットなし。
5月末までのシーズンは長い。幸運の女神が微笑んでくれるのは、いつになるか。そのときの報告をお楽しみに!!

早朝の荒川、岸辺に点々と釣り人。
川の中に棒杭のように立つ人も。

気温は1度。かなり寒い。
川風の体感温度は、もっと寒い。
着れるだけ着込んで、だるまぶくれ状態。
それでも寒い。
川水の中の方がぬくいようだ。

川水は澄み切っている。
雪代が出ないと、サクラマスもなかなか上がってこないようだ。
 
ネコヤナギがこんなにふくらんでいる。
もう春はすぐそこに来ている。

日が昇ると、気温が上がりだす。
着膨れのだるま状態では、汗ばむほど。

空振りの今日、Okkaaへのみやげは
このネコヤナギの小枝数本。

サクラマスを下げて凱旋する日は
いつのことになるやら。

何しろ、シーズン1本あがれば御の字の
運頼みの釣り行。
 


愛車と愛竿と。
その向うには、先日登った高坪山。

山に川に、忙しいシーズンが来た。

山に十日、川に十日、野に十日
これが理想。


山は、山林、それと登山・スキー
川は、サクラマスにアユ
野は、畑に庭に 


畑の雪も消えた。
間もなく春耕の季節。

水間記