お手本は、京都のとある庭園 もちろんプロの庭師の作 それをカメラに収めてきて なんとか真似をしてみたが そこはそれ、かなり素人っぽい 当たり前といえば当たり前のことだが こんなふうに竹の小枝をはさんでいく プロの作品は、小枝の節の長さが揃っていたが それは、どうにも真似のしようがない それに、小枝はもっとビッシリと詰まっていたが スピードアップと材料節約のため、 かなり粗く詰めてある 透け透けの分だけそれなりの趣があるのではと 自画自賛している |
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今日は、いよいよ屋根を取り付ける工程 まず、屋根板を載せるためのコマを10個ほど作る これがまた、結構手間のかかる作業で 電動丸鋸やら、電動カンナやらを使ってつくる 隣家の本職大工さんが、余分にあるからなどと言って 工具を下さったり、使い方を教えてくれたり こちらは、いいかげん建設株式会社みたいなもんで プロの目に触れるのは恥ずかしいやら、ありがたいやら |
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できたコマをこんなふうに横角材に取り付ける 屋根に傾斜をつけるために、こんな小難しい工程が入る |
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そのコマの上に板材を打ち付けて さらに、屋根の峰に丸竹を削ってのせる |
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塀の角の所は、こんな風になる ここがいいかげん建設株式会社のこだわりの箇所 塀垣には、クレマチスなど蔓ものを這わせる 向って左側の塀垣には、アケビを這わせる予定 |
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3年前に作った塀垣には、すでに ブラックベリーを這わせている 蔓類を這わせやすいのが、このつくりの特長 妙にマッチしている |
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内側から見ると、こんな具合 下が透け透けなのは、閉塞感を出さないためと 下から草木を外に向けて伸ばすためと 積もった雪を下から排出するため |
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6月の庭仕事のメーンは、庭木の刈り込み。 まずは、白花の咲き終わった大ツツジを刈り込んだ。 この後、樹勢の強い木を中心に刈り込む。松の剪定もある。 基本は、強きをくじき、弱きを助ける。 猫額苑は狭い、共に日が当たるよう、日光の独り占めは許さない。 だから、樹勢の強い木は、かなり切り詰められる。 このときばかりは、私は、播随院長兵衛になる。 鋏を持つと、ついつい鋏みすぎてしまうのが玉に瑕。 鋏は自分で研ぐ。だから、切れ味がよくなると、つい嬉しくなって切りすぎてしまう。 半年も床屋さんへ行ってなくて髪を伸ばしている身でありながら、樹木は、思い切り鋏む。 |
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猫額苑 四季 ねこのひたいのにわ 2012 |
文字通り狭い我が家の庭 綿野舞watanobu流ガーディニングを始めて6年 苔庭を中心に、花、木、草、実、そしてバンブーデッキ・・・と 独り悦に入っている庭、自己満足の極み |