4月 春の庭 花だより

4月に入っても寒い日が続いた。6日、7日など、近年珍しく雪が降り、猫額苑もいっとき白くなっていた。
しかし、今日10日は、珍しいくらいの晴天となり陽射し暖かく、いっきに春めいた庭となって
花々も、待っていましたとばかり、開き始めた。
こんな日が3日も続けばいいのだが・・・・、早くも明日は雨だという。
つかの間の春の陽射しを猫額苑の花たちも存分に楽しんだことだろう。

庭に地植えの雪割草

本当は、苔庭一面に雪割草が咲くようにしたくて
Okkaaがせっせと苗を植え、種を蒔いたのだが
最初のころは芽を出したものの
その後、だんだんと消えてゆき
今は、この株だけが残っている

苔庭には、夏場、せっせと水を撒く
それが適さないのだろうか

それとも、苔に負けるのだろうか
庭石の間にショウジョウバカマが咲いた

早春の庭には欠かせない野の花
可憐にもはかない花

この株が一番早く開花した
まだ蕾の株がいくつかある
時間差をつけてくれると、長く楽しめる

 
福寿草が、ようやく花開いた

雪消と同時に咲くような印象をもっていたが
そうでもなかった
茎が伸びて、蕾の先が黄色くなって
今にも咲きそうなそぶりを見せてからが長い

いったん開いても、夜はきちんと固く閉じて
凍てつく寒さから身を守るすべをもっている

 
鉢植えのニホンサクラソウ

まだ、ポツリ、ポツリの開花
一輪一輪は楚楚とした花だが
プランターのこの花がいっせいに咲きそろうと
それはそれで、けっこう賑やかな春を演出してくれる

Okkaaが手塩に掛けている花 
  鉢植えの雪割草

まだ紹介していなかった株
割と高貴な感じがして好きな花 
  雪囲い用の支柱を抜いた跡の穴に
油粕や土をつめて・・・穴埋め
これも、春先の欠かせない庭仕事

苔庭に、点々と被せた土の跡がつく
数日すると、苔がすぐに侵蝕してくれるはずだが
それまで、すこし落ち着かないまだらが残る
これは仕方がない 
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猫額苑 四季   ねこのひたいのにわ  2012
文字通り狭い我が家の庭
綿野舞watanobu流ガーディニングを始めて6年
苔庭を中心に、花、木、草、実、そしてバンブーデッキ・・・と
独り悦に入っている庭、自己満足の極み