3月20日  雪消の庭に先ずはマンサク
 
関東に住む友人が新潟県の豪雪報道を心配して見舞いの電話を入れてくれたりしたのだが、今冬のこの辺りは思いのほか少雪で、ありがたいことに、ここ数年続いた屋根の雪下ろしもしないで済んだ。
猫額苑の雪も今はすっかり消えて、先ずはとりあえず春のお知らせとばかりに、マンサクが咲きほころんでいる。こんなにきれいなマンサクを見たのも初めてのような気がする。というのも、これまでは雪囲いの中で咲いていて、気づいたときにはほとんど花も終りということが多かったからだ。
高坪山で見たマンサクもよかったが、猫額苑の楚々と咲いたマンサクもいい。 
猫額苑の早春の花は、マンサクだけではなかった。
もう一つ、コシノカンアオイも、雪の下でちゃーんと花を咲かせていた。それも3輪も。
ワレモハナナリ、と言わんばかりに。
雪囲いをすべて撤去して、睡蓮鉢の水も取り替えた。
雪消の後は、野も庭も、どこかゴミっぽい。猫額苑の苔に、竹箒をかけて掃除をしてやった。どうにかゴミっぽさは消えたものの、まだ、緑は動いていない。
これからの日一日ごとの変化が楽しみ。
玄関前の桃のつぼみは、少しふくらんできたような気がする。
ここも、日一日ごとの変化が待ち遠しい。まわりの杉苔は、掃除をして撫でてやったら、モクモクと立ち上がってきた。逞しいものだ。
竹デッキの上に置いた水槽のメダカたちも活動開始。
今冬は発泡スチロールで囲ってやったので凍結災害をどうにか免れたよう。全滅した昨冬と違い、数匹の被害で済んだ。
   ― ページのTOPへ ―


猫額苑 四季   ねこのひたいのにわ  2013
文字通り狭い我が家の庭
綿野舞watanobu流ガーディニングを始めて6年
苔庭を中心に、花、木、草、実、そしてバンブーデッキ・・・と
独り悦に入っている庭、自己満足の極み