10月28日 小春日和の庭で

収穫したサツマイモに他所から頂戴したサツマイモを加えて、ダッヂオーブンで焼き芋です。
年寄り独り、庭で焼き芋をしても様にならないところですが、幸いYoneさんが遊びに来てくれました。
近くの姉も呼んできて、小春日和の竹デッキで、早速焼き芋パーティ。
残り火で長ネギも焼いて、のんびりと年寄りのお茶の時間でした。
  
冬間近かと思わせるような氷雨が続いたあとなので、この日の陽だまりは、実に居心地のよいところとなりました。
ヤマボウシの紅葉も進んでいます。どういうわけか、2本あるヤマボウシのうち小さい方のこの木だけ、色づきがよいようです。
大木になるヤマボウシを2本もいらないので、切ろうかと思っているのですが、こんなに秋らしさを感じさせてくれると、なかなか切るわけにはいきません。
  
ブドウの葉も色づいてきました。こちらは秋らしさというよりは、寂しさを感じさせる葉です。
というのも、あれだけ混み合っていた葉が、毎日毎日落ち葉となって散っていくもんで、そっと後頭部に手を当てます。

秋の庭を飾るのは、ムラサキシキブの実です。本名はコムラサキだとOkkaaはこだわっています。
 
庭の木の下には、ヤブコウジが実をつけています。小さい実ですが、冬支度を思わせます。

そして、季節外れで咲いたのが、バイカカラマツの花。もともと小さな花ですが、春よりもはるかに小さな花を咲かせています。何かいいことでもあるのだろうかと、何でもプラスに受け止めます。
 
隣近所では、早くも冬支度の釘を打つ音が響いていて、イモをかじりながらYoneさんも、もう冬支度を始めようかなどと呟いています。
まだ早い、まだ10月だ、と私。
昨日までのような氷雨だと、ついつい冬が近いと思ってしまいますが、今日のような陽気が来ると、まだまだ先だとすこし強気になります。

今冬は大雪の予報だとか。なーに、雪下ろし雪片付け、運動不足にならないで結構結構、なーんて何でもプラスに受け止めましょう。
ぼやいたところで、事態が好転したためしがないのですから。


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猫額苑 四季   ねこのひたいのにわ  2013
文字通り狭い我が家の庭
綿野舞watanobu流ガーディニングを始めて6年
苔庭を中心に、花、木、草、実、そしてバンブーデッキ・・・と
独り悦に入っている庭、自己満足の極み