猫額苑 四季   ねこのひたいのにわ   2014
文字通り狭い我が家の庭
綿野舞watanobu流ガーディニングの苔庭
だったはずが、最近は果樹園のようになって、それでも
独り悦に入っている自己満足の庭
 
  2014年6月3日  コンニャクの花 5月・6月の庭便り

6月3日のコンニャク  花が開きました、すらりと伸びた中々堂々とした花です

5月13日のコンニャクです。  芋から芽が伸びてきました

4月の花便り以来、猫額苑の紹介をすっかりサボってしまいました。
それで、今回はまとめて5月6月の猫額苑の様子を紹介します。

コンニャクの花です。

3年ぶりに花が咲きました。
つまり、コンニャクはそれくらい育てないと花は咲かないということです。


コンニャクの芋は、3年くらい育ててやっとで食べられる大きさに育ちます。
それを食べないで育てていると、4年目くらいで花が咲くようになるようです。

毎年秋に畑から掘り起し、凍らせないように越冬させて、春にまた畑へ戻して、と、この作業を3回繰り返すと食用になって、それをもう1,2回繰り返すと、ようやく花が咲く芋になるというわけです。

これを毎年上手にローテーションさせていれば、毎年花は見られることになります。
しかし、越冬させるときに、大概、寒さに当ててしまい、腐らせてしまうのです。

今回は3年ぶりに花を見られたということは、2年間、失敗していたということになります。


花を咲かすことには成功したのですが、実をつけることには失敗しました。

5年ほど前に咲かせたときは、同時に2株咲いて、うまく実をつけることができました。
花びらの中の白いブツブツの部分にトウモロコシ状に実が育っていました。

3年前に花が咲いたときは、一株だけで、実をつけることはできなくて、今回も同じです。

花を咲かせられる芋を2個以上育てなければならないのですが、これが中々難しい。
また来年挑戦です。

ところで、花が咲いた後の芋はどうなるかというと、バラバラに分かれて小さい芋に戻ってしまうのです。
ここからまた4年以上育て直しというわけです。ヤレヤレ

5月31日のコンニャク  竹の子のようにすくすくと伸びていきます 

6月3日のコンニャクです
  花の中から異様な匂いがして、ハエが引寄せられています
  きっと、受粉の手伝いをさせられているのでしょう

6月15日のコンニャク
    受粉失敗で、実はつきませんでした
    もう一株、別な花がないと受粉は成立しないようです
       ― ページのTOPへ ―