猫額苑 四季   ねこのひたいのにわ   2015
文字通り狭い我が家の庭
綿野舞watanobu流ガーディニングの苔庭
だったはずが、最近は果樹園のようになって、それでも
独り悦に入っている自己満足の庭
 
  2015年1月19日 冬庭の来訪者  

きちんとネクタイを締めて訪ねてくれる律義者

シジュウカラ用に作った餌台
12月の降雪が例年になく早く来て、今冬は大雪だと2階の屋根の雪下ろしも覚悟したのだが、今のところ、降っては消えて、消えた頃にまた降っての繰り返しで、ありがたいことに、この辺りはまだ一度も屋根の雪下ろしはない。
もっとも、雪の質は湿って重く、1階の屋根の庇には、ところによっては重く厚い雪が溜まっていたので、その部分だけは、雪を掻き下ろした。
その方法はというと、2階の窓を開けて、部屋の中から、太い竹ざおの先に垂直に固定した木の板で、庇の雪を押して下ろすのだから、我ながら、なんともものぐさなやり方だ。
今のところ、この程度で納まっている。
里の食糧がいよいよなくなったのか、庭には、小鳥たちが頻繁にやってくるようになった。
ヒヨドリは、秋に庭のブドウをあらかた食べ尽くして、それ以後しばらく姿を見せなかったのだが、またちょくちょくやって来て、ブドウの干乾びた実の殻などを啄ばんでいる。菓子なども好物のようだ。
シジュウカラは、警戒心が強くて、ひと時もじっとしていないようなのだが、ヒマワリの種が大好物で、最近徐々に馴れてきたようだ。
以前よく来たヤマガラは、すぐに人になれて掌にのって餌を啄ばんだものだが、シジュウカラは、なかなか馴れない。
自然界で生き抜くためには、簡単に人馴れしないほうがいいのかもしれない。
今朝は寒かった。今冬一番の冷え込みで、関川村の公式記録はマイナス8.4度だったとか。
こんな日は、炬燵にもぐってガラス越しにバードウォッチング。
これもまた、庇雪の掻き下ろし同様、ものぐさの極み。
とはいえ、今週と来週は、週2日ずつ、近くの小学校のスキー授業の手伝いがあるし、今週末は今月2度目の雪山々行の予定で、結構忙しい。
先週末2日ほど走ってみたものの、相変わらず右足の筋肉痛は消えず、しばらく走りは止めて筋肉を休めようと思っている。
だから、雪も降らず寒さきびしい今日のような日は、ものぐさを決め込んで只管休養には、もってこいの冬日というわけだ。

ヒヨドリとスズメの共用餌台

この鋭い眼光では、スズメは容易に近づけない

今朝ほんのひと時猛烈に降った雪も納まった

雪のせいで、狭い庭も多少広く見える