猫額苑 四季   ねこのひたいのにわ   2015
文字通り狭い我が家の庭
綿野舞watanobu流ガーディニングの苔庭
だったはずが、最近は果樹園のようになって、それでも
独り悦に入っている自己満足の庭
 
 
  2015年9月7日 またしても、庭に怪盗?

竹デッキのブドウ、周囲は防鳥ネットで隙間なく完全防備

思索の苔庭のつもりが、いつの間にか果樹園になってしまった猫額苑。
その果実を狙って、またしても怪盗出現。

去年のブドウは、ヒヨドリの親子連れにきれいに食べ尽くされてしまった。
そこで今年は、早くから防鳥ネットで囲った。
ただ、折角の来訪親子をまったく拒否するのも気が引けて、一部、ネットで覆わないでブドウを露出させてある。
8月半ばくらいから、時折親子がやってきてはいるが、露出部分のブドウの色がまだ青いためか、それともネットが怖いのか、まだ啄ばんでいる様子はない。

それなのに。
ネットで完全防備した内部のブドウが、夜な夜な、何者かに襲われている。
色づいた房から順々に減っていく。
しかも、房は蔓についたままで、そこから一粒ずつ、もぎ取って食べている。
そして、ご丁寧に、皮は吐き出して残していく。
竹デッキのそこかしこ、食い散らかしたブドウの皮だらけ。

その食べ方は、去年のヒヨドリとそっくり。だが、ネットの内部へ入る穴はない。
もっとも、ネットの裾は地面に垂らして引き敷いたようになっているだけだから、そこをもぐって入ればできないことはない。だがしかし、鳥がそんなことをするかどうか。
それに、怪盗は夜出現のよう。ヒヨドリが夜働きするのかどうか。
もしかしたら、いつぞやのハクビシンかと、ブドウ棚の内部を夜通しライトアップしている。
ここ1週間ほどは、その効果あってか、怪盗の気配がなかったが、昨夜あたりから、また被害再発。
そもそも、ハクビシンが、こんな小さなブドウの房から一粒ずつ丁寧にもぎ取って食べるだろうか。
人間の私ですら、一粒ずつでは面倒で、房のままパクッと食いついているくらいだから。まして、ハクビシン、ちょっと考えられない。
では、何者?
猫額苑に忍んで訪れる者といえば、あとは、イタチか。
Okkaaは、一晩中見張って見てみようか、などと言っているのだが・・・。
物欲は、心乱れるばかり。静寂な思索の場から、かけ離れていく猫額苑。

なのに夜な夜な怪盗出現、房から一粒ずつもぎ取って

中身を食べて皮だけを残していく 竹デッキは残渣だらけ

こちらはヒヨドリ用に防鳥ネットなし、好きなようにどうぞ

8月末には、アケビも色づき始めて

8月31日、アケビの初食い
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