カタクリの大株

ついこの間、山の先達Unqさんが言っていた
「山に登って花を見る人は、庭に持っては来ない」と
最近山に行くようになって、ホントにそうだと思うようになった
庭に持ってきたカタクリには、この色は出ない

山の花は、自生しているその場所で見よ、ということだ
  一面のカタクリ

斜面でないので、目線を花の高さにして見る
ところどころに、ヤマエンゴサクとコシノコバイモが混じる

知る人ぞ知る、ほんのいっときのヒミツの花園

それにしても、毎年のことながら
カタクリの生存戦略には感心させられる
他の草が茂る前に、さっさと種を実らせて、
残りの長日月は、地中の暮らしとは
  ハリキリの新芽

木の芽の王様
その味は、今流行のタラノメなど及びもつかない
もっとも、コシアブラの方がもっと旨いという人もいる
人によっては、いやいやタカノツメが一番だという

確かハリキリは別名で、本名は今思い出せない
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4月29日の日曜日のこと
多分、今日あたりがカタクリ満開のころだろうと、
朝一に友人を電話で誘っておいて、カタクリ園に行ってみた。

案の定、自慢のカタクリ園が、見事に満開。
花園の真ん中にシートを敷いて、ジイジとバアバが5人、
日がな一日、沸かしたコーヒーをすすりながら、ひねもす四方山話。
話題の大半は、互いのMargoのこと。のーんきなのーんきな一日だったとサ。
この日は、お茶だけのノンアル日。で、少し物足りなくなって5月5日の休日、あらためてここで
アリアルでやろうということに。青竹の直燗もいいものだし、筍でも出れば天ぷらもいいな、
ということで、ぜひどうぞ。

林間記2012     カタクリ園満開