顔を出したタケノコ 周囲の土をどけて傾きを見る

大小とりまぜて十数本の初物

ワラビ園の蕨も初収穫 今年の育ちはよくない
三日ほど前にワラビ園を見回ったとき、太いワラビが出始めていた
数日後が採り頃と判断して、この日行ってみたら
太物はほとんど折り取られた跡があった
先客にやられたらしい

柿農園を営むK先輩は、柿園のフキノトウを採る人に注意したという
そうしたら、「これは育てているのか?」と逆に問い詰められたという
「育てていようがいまいが、他人の土地の物を無断で取ったら泥棒だ」
とK先輩は教えてやったとか

全く同感
ましてや、ワラビは育てているもの、手入れをしているもの
せめて、無断はやめてほしいものだ
 カタクリの実
コシノコバイモの実
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5月13日になって、ようやくタケノコの初掘りができた
去年より1週間は遅れている
よくしたもので、はじめに出るタケノコは、根の張り巡った竹やぶの中ではなく
竹林の外側の草地に出てくる
その草地を長靴の底をすべらせて、撫でるようにして歩いていくと、微かに何かに引っ掛かる
それで、地面にわずかに顔を出し始めたタケノコの存在がわかる

周囲の土を少し掘りどけて、タケノコの僅かな傾きをみる、 それで、クワを打込む方向を決める
これをうまく見極めると、クワの一発の打込みで、見事根元からサクッと掘りあがる

Okkaaは、この技を長年の経験から編み出したと、イバッテいる

ともあれ、初タケノコと三つ葉の味噌汁のうまかったこと

林間記2012     タケノコ初掘り