林間記 2013

山間台地の小規模な扇状地にある山林
早春の山野草、山桜、筍蕨の山菜、栗柿の果実などなど
目と口を楽しませる、ここは、我が家の自然遺産
里山保全のアウトドア活動の場
 
 
2013年11月9日  冬直前の山林で
この日、2日間雨日の後の貴重な晴日になり、早速山林へ。
ナメコ栽培用の原木や冬支度用の竹をとりにいったのですが、いつものように予定の作業は後回しにして、秋の花や実を探してパチリパチリです。
ノコンギクの花びらに朝露が降りて、普段はどうってこともない花ですが、このときばかりは宝物のように見えました。
Murandoさんの山写真を見ていたら、この実が、ツリバナなのか、それともコマユミなのか、分からなくなってしまいました。
どっちなんだろう?
図鑑には、花弁やガク片が4か5かの違いだとあります。来年確かめてみたいと思います。
それにしても綺麗な実です。
カリンにも、ヒミツの猿結界をかけたので、こうやって、無事実って収穫できました。
毎年、猿の遊び道具にされてしまって傷だらけ、収穫したのはずっと以前の1回だけだったのです。
カリンの実は、部屋に置いておいても車の中に置いておいても、いい匂いがします。喉にいいのです。
カリン酒を作っておくと、風邪で喉を痛めたときなど最適です。
この花も、地味でどうってことのない花なのですが、秋も終ろうというこの時期、健気に咲いているのを見るとなんとなくいとおしくもなりますね。
名もなき草花、ではなくて、ちゃーんと名前がありました。
ベニバナボロギク
薄暗い林だった去年までは、とんと見かけなかった花です。
日当たりがよくなって早速進出してきたようです。凄いもんですね。
 
山桜たちが、紅葉を見せてくれています。幼木たちも1年で随分大きくなりました。
花の時期も楽しみですが、紅葉の時期にも楽しませてくれそうです。

この日は、この後、竹を7本ほど伐採し、ナメコ用の原木と一緒に軽トラに積み込んで帰り、午後からナメコ駒を1000個打ち込みました。春に買って打ち込み損ねて冷蔵庫に保管しておいた種菌なので、うまく定着してくれればいいのですが、さてどうなるかです。
万が一だめだったとしても、Junjyさんがシイタケを栽培し、Naruさんもナメコを栽培するというので、うまくいけば、来年の秋は茸パーティができるかな。それにしても皆さん、こまめですね。