2013年3月26日 山林の若返し
山林の栗・柿は60年を超え、伸び放題に伸びた老大木になっている。
秋には、熊・猿の絶好の寄り木になってしまった。どこぞの大学の先生がTVで撤去すべきと説いていた。
鬱蒼と葉が繁ると、折角生えてきた山桜の若木に日が当らず育てない。
などなどの理由で、思い切って若返しを図ることにした。
3月15日、プロのチェンソーが入った。
3月15日
伐採作業開始の日の山林
まだ雪が厚い

この機械、森林組合の林業専用機で数千万円するとか 
今日、3月26日
伐採がずいぶん進んだ
シンボルツリーの山桜の大木は当然、切らないで残してもらった
ほかにも、山桜が何本かある
その実生の若木も出ている
桜のほかに、梅、コブシ、ホウの木、これらを手入れして、花の林にしたいと思っている
何年かかるか分からないが
  南側に立って日陰を作っている大杉を倒す作業
この辺りは、カタクリの群生地だ
10年位前、この杉の木に伸縮ハシゴを伸ばしてかけて、下枝を切り落としてやった
2本立ちの芯も1本にしてやった
あれから一気に大きくなった 
プロの技、あっという間に切り倒した
バリバリとも言わせないで、ストンと倒れた
切り株の年輪を数えたら50を超えていた
手入れをしてからの最近10年間の太りは大きい
手をかけ、声をかければ育つ
何でもそうだ、もちろん人間もだ 
切り出された大木たち
祖父母、父母の代からの木
我が家の生計を助けてくれた果樹
子どもの頃から何度も手伝いに通わされた山林
栗拾い、柿もぎ、下草刈
そういえば、うんと子どもの頃は畑もあって、一斗缶を叩き鳴らして山鳩を追い払う手伝いもあった
雪が解けたばかりの地面にフキノトウが顔を出していた
採ってかえって早速フキノトウ味噌にして食べた
今年の初物、早春の味わい
毎年のことながら、これは格別 

林間記 2013

山間台地の小規模な扇状地にある山林
早春の山野草、山桜、筍蕨の山菜、栗柿の果実などなど
目と口を楽しませる、ここは、我が家の自然遺産
里山保全のアウトドア活動の場