2013年7月7日 アジサイ園 見ごろ
山林の一隅に、各種のガクアジサイを集めて、アジサイ園を作っている。
Okkaaの母親が、あちこちで枝をもらっては挿し木をしてくれて、その苗木をもらって植え込んだ。
もう十数年になるだろうか。挿し木をした母は亡くなっても、花はこうして咲き続けてくれる。
梅雨真っ盛りの今が見ごろ、様々な色合いを見せてくれている。
アジサイ園の隣に梅の木があって、毎年、梅の収穫のついでにアジサイの花を見てくる。
我らのほかに誰も見てくれる人がいないのを、Okkaaは、可哀想だからといって切花にして玄関に飾った。何が可哀想なのか、よくわからないが、それはそれで結構いい。 
 
梅は、今年は日照り続きで不作だった。例年の3分の1くらいの収穫だろうか、それでも7キロあったという。梅干と甘露梅とウメッシュにする。
ウメッシュは、今流行のノンアルコール、夏の間の我が家の清涼飲料。今は、平成16年製のものを飲んでいる。
先日刈り払ったワラビ園には、新しいワラビがぞっくりと出ていた。
この夏ワラビは、食べると美味しいのだが、絶対に採らない。葉を繁らせて、そこから胞子を飛ばして、来春の芽にする。
そのために、刈り払ったあとには肥料も撒いた。
こうやって結構手間隙をかけているのだ。
この間、ワラビを採っていった新潟のT中学の保護者の爺ちゃんたち、分かるかな?
 
赤花ソバの種が芽を出していた。
梅雨空のこの雨、植物にとっては恵の雨だ。
雨降りの間は、こっちも休み。
山登りにも行かず、草刈にも出ず、鮎釣りにも行かず、家でじっとして本などを読んでいる。
疲れた体にも恵の雨だ。
鮎釣りは、解禁日の前日に準備万端を整えていたのだが、ずっと雨で荒川は濁り。その上、山の雪が多い分、水は冷たく鮎の生育は遅れているらしい。 

林間記 2013

山間台地の小規模な扇状地にある山林
早春の山野草、山桜、筍蕨の山菜、栗柿の果実などなど
目と口を楽しませる、ここは、我が家の自然遺産
里山保全のアウトドア活動の場