林間記 2014

山間台地の小規模な扇状地にある山林
早春の山野草、山桜、筍蕨の山菜、栗柿の果実などなど
目と口を楽しませる、ここは、我が家の自然遺産
里山保全のアウトドア活動の場
 
2014年1月7日  新年の山林作業は果樹の剪定から

我が山林のシンボルツリー、株立ちの山桜

これが、その梢

佐渡に住む知人の年賀メールに面白いことが書いてあった。

曰く。リタイア後に二つの自由あり。一つは何もしない自由。もう一つは好きなことをする自由。さる作家の言とか。


年末年始は、一年分の酒を飲んで無為に過ごした。
といっても、大酒を喰らったわけではない。
帰省した息子夫婦と晩酌したり遊びに来た後輩たちのマラソン談義で盛り上がった程度。
それでも、普段、飲酒習慣のない当方にとってはほぼ一年分。


無為に過ごした分、体重がめきめきと増えて、これではならじと、3日前からようやく関川ドームでジョギングを開始した。
間の悪いことに、その1日目に、テニスに来たHaseさんとバッタリ出くわした。
10日ぶりのジョギングで体は異常に重く、よたよたと走る姿を見られてしまった。この先、どう繕ったらいいか。


それはさておき、悪天候が続いて、午後1時間程のドームジョギング以外は、ほとんど無為に過ごすことが多いのだが、これも、何もしない自由と思えば、それはそれで悔悟の要もなしかと、佐渡の知人の言葉は真に心強い。 



雪面では、兎どもが相撲でもとったようす・・・あるいはタヌキか

午後の日もすっかり傾いた頃、スッキリと剪定の終わった梅の木  
幹を断ち切った柿の木
新梢が伸び放題だったのを、
横に伸びる枝を残してすべて
切落とし
   
で、今日のように青空の日は、早速アウトドア。
やり残していた山林の果樹の剪定を済ませようと、勇躍出かけたが、スノーシューで雪面を歩く気持ちのよさに、午前中は作業にならず。
午後も出かけていって、今度は真面目に作業。夕方までに、梅の木5本、柿2本、桜桃1本。
柿、桜桃は良いのだが、梅は完全に剪定の適期に遅れて、もう花芽が太っていた。
是非もなく、今春の収穫半減は覚悟の上で、思い切り剪定した。日当り優先と来春以降の長期計画で。
終日山林で過ごして、やっぱり好きなことをする自由、こっちの自由の方がなおいいと思っていた矢先、たった今、Unqさんから、1月の月例山行の案内が届いた。
そろそろ無為を捨てて、いよいよ2014年の活動を開始するか。