林間記 2014 山間台地の小規模な扇状地にある山林 早春の山野草、山桜、筍蕨の山菜、栗柿の果実などなど 目と口を楽しませる、ここは、我が家の自然遺産 里山保全のアウトドア活動の場 |
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10月 竹林の間伐 山林は秋の装い |
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6月~9月まで3度も刈り払った山桜林10/2、左手前は3年生の山桜、もうこんなに成長しています |
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草刈りも終って10月は竹林の間伐、一部、傘を差して歩けます 10/2 |
9月になってさすがの夏草も勢いが衰え、3遍繰り返した草刈りも、ようやく終了。 それにしても、今夏の草の勢いは凄かった。 気温が高くて雨が多いのだから当然といえば当然、まるでプチ熱帯化が始ったよう。 6,7,8月は、午前は草刈りで汗ビッショリ、夕方からはランニングで汗ビッショリ。 まるで部活。 毎日の洗濯物と消費する牛乳の量に、Okkaaは成長期の子どもがいるみたいと苦笑い。 その草刈りも一段落して、今は、竹林の整理の適期。 なぜかといえば、蚊がいなくなった時期だから。 夏の竹林は、蚊の棲家でちょっと近寄れない。 小春日和の今時は、竹林の中は実に気持ちがいい。 まして、間伐が進み、傘を差して歩けるぐらいに間隔のあいた竹林は、京都の嵯峨野にひけをとらない。 ただし、この間伐作業も、何日かかるかわからない。 切払うのは、半日でせいぜい10本。 チェンソーで根元を切るのは大して手間はかからない。大変なのはそれから。 切られた竹は倒れない。隣の竹と枝を上空で絡ませて立っている。 それを、根元から持ち上げて竹林の間を引っ張って動かし、横に寝ていただく。 大きい奴になると直径15㎝以上はあるのだから、1本丸ごと持ち上げると、かなり腰に応えるほど重い。 横にした竹をチェンソーで3分か4分にして、竹林の外に運び出し、積み上げる。 10時頃のんびりと出かけて行って取り掛かる年寄り仕事。 それも、ときどきカメラを片手に山林を見回ったりしながらの仕事。 だから、半日で10本がせいぜい。 寒くなる前に、竹林全てに手を入れられるかどうか。 切り出した竹は、いずれ枝を払って、庭の雪囲い材にするつもり。 友人のYoneさんは、この竹を持っていって、最近、竹細工作りに余念がない。 なかなか細かいところまで手の込んだ竹細工を作って持ってきてくれる。 このままだと、家中にYoneさんの作品が溢れるかと心配している。だれか、もらってくれる人はいませんか。 そうそう、もらってくれるといえば、切り出した竹を雪囲い材にしたところで、いくらも必要ない。 このままにしておけば、朽ちさせて土に返すことになる。 もし、ほしい人がいたらどうぞ。 秋に切った竹は虫がつかなくて長持ちするようです。 草刈りが終了して、竹林の間伐に入る間に、杉林の間伐材を運び出した。 昨年3月に間伐してもらった際、杉材は使い道がないということで、林内にそのまま放置してあった。 このまま朽ちさせてしまうのはもったいないので、その杉材を林外に運び出して、朽ちが来ないように積み上げた。 これも結構骨の折れる仕事だった。 一箇所に集めるには骨が折れすぎるので、何箇所にも分けて、上の写真のように積んである。 この杉材を使って、山林内に桜の花見用の四阿屋(東屋)を建てようと構想している。 頭の中には、設計図が出来つつあるのだが、問題は、いつから取り掛かるかだ。 竹林の間伐はまだまだ始めたばかりだし、それがいつまでかかるか。 Kazuさんの準備が整えば、籾殻を分けてもらって間伐の済んだ所から、その籾殻を撒き敷いていく作業もあるし、そのうち、柿の収穫、タマネギの植付、果樹の剪定・・・と、結構忙しくなる。 さて、来年の花見ごろまでには四阿屋が建っているかどうか。 明日出来ることを今日やってしまうな、これが老後の生き方。 急ぐ必要は全くない。 の~んびりと行きますか。 |
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竹林内にカニノツメ キノコ図鑑には食とも毒とも記されてない 10/1 |
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マムシグサ 刈らないで残した コンニャクと同じ種類 10/1 |
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ツルボ 刈り終わった草叢からめげずに伸びてくる 10/2 |
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キバナノアキギリ 今はこの花が盛りの時期 10/2 |
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ミゾソバ 刈っても刈っても生えてくるが、どこか可憐な花 10/2 |
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ゲンノショウコ 高山で見ればハクサンフウロに違いない 10/2 |
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倒さずに残した栗の老木2本 その実を今年もご馳走になった 9/20 |
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杉林内のユキザサの実 この一株を増やして行きたいのだが 9/20 |
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ツルリンドウ この一株も増やそうと竹枝を立てて絡ませている 9/20 |