只管走記   ただひたすら走るの記   2015  
  楽に山に登りたい一心で始めたスロージョギング
それがいつしかランニングになり
去年からはレースに出場するまでになってしまった
もちろん苦しさもあるのだが走った後の爽快感は
 山登りに匹敵
だからだたひたすら走る
 
 
    第3戦2015.1.1 村上市元旦マラソン大会 暴風雪警報の中で 
    10km  56分54秒      

5kmレースのスタート直前風景  私の出る10kmレースは、この5分後にスタートだからこの人たちの後ろに並んでいる  その間のちょっとの時間を見て、前に出て写真撮影

5kmのスターターは村上市の教育長さん  その近くにいた友人が10kmの私のスタート直後、名前を呼んで応援してくれた 1.5km程走った先の沿道には山友のJunjyさんが2周目までも立っていて応援してくれた そういうのがすごい励みになる 
 
年末年始にかけて10年に一度の大寒波襲来とTVの予報は騒いでいる。
大晦日の日には、村上市に暴風雪警報が出た。

12月26日の練習後、足に肉離れの気配があって、以後、山行を挟んで4日間、走りを控えていた。
このまま元日の大会を迎えるわけには行くまいと、大晦日の午後、ドームへ出かけ、5日ぶりに軽く走ってみた。まあまあ、痛みは消えていた。

5月の肉離れは、気配を無視して走り続け悪化させたので、今回は、早めに休んだのが良かったようだ。

Unqさんに、足は大丈夫そうだとメールを入れたら、夜、返信が来た。
今、窓の外はしんしんと雪、それでこそ元旦マラソン。雪の中を走るなんてこの国に生まれた人の中でも限られた人しか経験できないこと。
と書かれてあった。

中止になるのではと、支度するにもイマイチ気合が入らなかったのだが、Unqさんのそのメールで俄に元気が出た。
言葉の力だ。

それで、猛吹雪の中を走る場面も覚悟して、支度した。
最悪の場合、登山用のカッパを着て走ろう、それほどでなかった場合はこの服装でなどと、ありったけのランニング用品に山用品を付け加えて、想定状況別に並べてみた。
靴も、走路の状況に応じて使い分けようと、あるだけの3足。
それに、体育館の床は冷たいだろうから、テント泊用の断熱シートに、果ては、ゴーグルまで。
全て詰め込んだら、60リッターの登山ザックがパンパンになった。
当日、大きなザックを担いで会場入り。さすが山岳会所属ですねと言った人。Unqさんは、ゴーグルをしたマラソンは見たことがないと笑う。

ダウンの上下でUPランに出たら、汗ビッショリ。
天候は、案に相違して穏やか。
吹雪の気配すらない。
暴風雪警報は何だった?と思いながらも、これはもしかしたら天佑?かとも。

レース本番は、寒さを感じることもなく、それが意外だったが、お蔭で快調に走れた。

肝心の結果は・・・
手元の時計で、57分
控え所に戻って、完走証を貰ったら、なんと   56分54秒
ギリギリ、57分を切っていた。
Unqさんからは、冬レースの初参戦で56分台は立派なもんだと、まあ誉めてもらった。

ただ、目標を55分において練習してきたのだが、それは叶わなかった。
これまでの練習での最高タイムは56分20秒。
だから、練習どおりのタイムが出たということになる。
逆に言えば、練習以上のタイムは出ないということだ。

練習は貯金みたいなものという。只管積み上げるしかない。

とはいえ、せっかくのレース、1kmごとのラップで、課題も探っておかなければならない。
1km=5'15"  2km=5'30"
3km=5'34"  4km=5'43"
5km=5'43"  6km=5'50"
7km=5'48"  8km=5'54"
9km=5'52" 10km=5'45"

これまでの練習でも、最初の飛ばし過ぎで失敗してしまうことが多々あった。
この日も、それを警戒していたのだが、やはり周囲に引きずられてしまった。

事前の目論見では、前半5kmをキロ5分35秒ぐらいにして、後半を5分30秒、ラストスパート1kmで、何とか55分台を実現できればと思っていたのだが、最初の1kmの飛ばしが後半に影響した。
これは大きな反省材料だ。

8km、9kmの辺りは疲労を回復したくて意図的に落としてしまった。今思うと、もう少し上げるべきたったと思う。楽な道を選んでしまったのだ。

この問題をどう乗り越えるか。
この翌日は、ManaちゃんやRyuちゃんと盃を交わしながらのマラソン談義だったのだが、そこで、彼らから教わったこと。
一つに、速度を落さずに疲労を回復させる走り方があること。
二つに、丁度良い速度の人を見つけて後について行くこと。

いずれも、簡単にはできそうもないが、上位入賞者の二人、Manaちゃんなど銀メダルを獲得したほどだから、二人の言は実戦的だ。
レース中の自分との駆け引き、これは魅力的な話だった。

走り始めてまだ1年、1年目のレースはそんなもんですよと、慰められ励まされて、二人からインセンティブを与えてもらった。

東根マラソンで、10km60分を切れてなかったのだから、今回初めて60分切り、まあまあだとしてよいのかもしれない。
何しろ、自己ベスト?なのだから。

次は、4月の笹川流れマラソン大会、ハーフ。
ねらいは、湯沢マラソンのタイム2時間17分を縮めて、2時間10分を切ること。
練習の目標を2時間に置いて、どれだけ近づけるか、正月明けから練習を再開します。

10kmスタート直前 今回は応援に回った阿賀北山岳会ランニング部のYoumyさんが撮影してくれた スタートから300m位まではUnqさんの後ろについていったが、キロ4分半のペースに、このままではヤバイと気づいてその後はスピードを落とし、離れた 

Youmyさんの撮影 画像の撮影時間を見るとコース1周を終った5kmぐらいのときか まだまだ快調に走っているが、ランナーは前後にバラケたようであまり写っていない 走っている間も、まさか最後尾ではなかろうと思いながらも少々不安もあった 

ゴール間近か 7km辺りからはかなり疲労していたのだが、最後500mスパートがやっとで、それでどうにか57分を切ることができたようだ 

開会式でのゲストの谷口浩美さん  10kmレースでは、沿道で応援してくれていて、爪の垢ほどでもあやかりたい気分でハイタッチしてもらった 

会場に展示されていた谷口さんの金メダル 

開会式を待つ会場 開会式の後で道路へUPに出る その時間設定や身支度など、すべて師匠はUnqさん UPも一緒に走って、本番で自己ベストが出たのも師匠のお蔭  

帰宅して洗濯してもらった本日の衣類 UP用とレース用と、冬の大会は2回分の衣類を使う 日頃の栄養補給も含めて自己ベストはOkkaaの内助の功の賜物 これは是非言っておかなくては 今後のために