山の記 2021
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3月25日(木) のたりの季節 山に花 里に花
大平山560.8m 新潟県五村上市
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庭の白梅も咲き出した。杏の花芽も桃の花芽もふくらんで、いい季節になりました。常春の国があれば即移住するのに、と思うようになったのはいつ頃からだろうか。さてここ、大平山も、早春の花の咲き始め。まだ芽吹き前の明るい林内に、山桜に満作に岩団扇に猩々袴。ほかの草木が目覚める前に、早く早くと、健気な早起き。我らはのたりとそれを眺めるが、彼らは必死なのだろう。頭上では橅の芽が動き始めている。陽に当たれるのは今だけだぞー、なんて花たちが囁き合っていた。今日は、28日本番の公民館登山のための下見。3日後はもっと花盛りになるだろう。花の季節の終わらないうちに、早く早くと、3月から4月の我らの山計画もびっしり。のたりの筈の春なのに、なぜかせわしない。花を追い 花に追われて 時が往く
 渡辺伸栄watanobu
登山道に入ってすぐに山桜の開花。9年ぶりの大平山、あの日も山桜が出迎えた。花ほころびて人の顔またほころぶの図
こんな可憐な花たちが、人間の顔をほころばす力をもっている、ということ。
主三角点 明治の農商務省山林局が国有林に設置した歴史遺物
満開の満作の花の下 通り抜け
3日後の登山のテーマは、残雪の山に満作の花を見に行こう まさにズバリ
山頂から、女川の谷の河岸段丘とその先に荒川  正面は高坪山とその左方に霞んで二王子岳
光兎山、右が雷峰 いつも見る方向とは違って、見慣れた姿とはまるで別山のよう
右に祝瓶山 左に大朝日岳
大平山山頂 バックは鷲ヶ巣山
山頂直下に、わずかに残雪
下山時刻の昼頃、岩団扇の花は朝よりも開いた
急斜面に一叢、岩団扇の群生
猩々袴 この複雑さがこの花の魅力
 <コースとタイム>  P発7:40―9:50山頂10:45―12:18P着
市村境の580mピークまで行きたかったのだが、山頂から先は通行止めになっていた
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