綿野舞(watanobu)猫額苑四季(ねこのひたいのにわのしき)2016
 12月29日 鮭の目に師走の庭の穏やかさ
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 ~今朝の「ぐでたま」~
あと三つ寝るとお正月・・・朝寝、昼寝、夜寝と三つ寝て
「あけ、おめ!」   「えっ、まだ、30日だよ?」
毎朝クスッと笑って、すっかり「ぐでたま」ファンになっています。
今日は、29日。
世間には歳の瀬が押し迫ってきていても、ふわらふわらと野に舞う綿毛の当方は、昨日が今日か今日が明日か明日が昨日か、「ぐでたま」のような日々。
降雪予報に反して、猫額苑には、いっとき午前の温かい陽の光。
今冬は、三面川も荒川も鮭が絶不漁とのことで、毎年の塩引き作りも燻製もお休み。店で買ってきた年越し用の塩引き一本、竹デッキに下げてある。
穏やかな穏やかな年の暮れ、今年もどうやら終えれそう。毎年、一年一年。
 
25日の阿賀北山岳会の納会で、「最多山行賞」と「12か月山行賞」の2賞をいただいた。
が、今月は、予定した日が2回とも悪天のため、まだ山行日はゼロ。だから、賞はあくまでも「見込み」の賞。返納することになるかどうかは、明日と明後日の2日間にかかっている。
こんな陽射しの日になるのだったら、今日にすればよかった。と、ぐずぐず言いながら、Youmyさんが貸してくれた「旅をする木」(星野道夫著)を読み始めている。
アラスカの大自然で、生命や自然のもつ強さと脆さに、とりわけ、脆さの方に惹かれるという著者。野辺の道端で、タンポポの綿毛の儚さと強かさに惹かれてきた小生。レベルが全く違うのだが、どこか共通点もあるような。
そういえば、マラソンの公務員ランナーで名の知れた川内選手は、今年の福岡国際で2時間9分11秒、日本人トップ。比べるのも気恥ずかしいが、私のハーフが2時間10分。レベルが全く違うのだが、好きで只管(ひたすら)走るのは、これまた、どこか共通点があるような。
元旦マラソンまであと3日、今日が走り込みの最終日。3年目にして、これまでになく順調に仕上がっている。ただ、そんなときに限ってアクシデントが起きるのだから、油断大敵、用心用心。
明日か明後日の「山歩紀行」が発行されなければ、次回は、元旦マラソンの「只管走記」になるでしょう。年賀状は今年も失礼して、謹賀のご挨拶は、その時にHPで。
まずは、皆さん、良い年をお迎えくださいますよう。一年間のご愛読、ありがとうございました。
 渡辺伸栄 watanobu 
猫額苑四季2016 目次
 
編集発行・渡辺伸栄  WATANOBU  新潟県関川村在住