綿野舞(watanobu)山歩紀行2019
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6月10日 お岩木に小桜咲けり 陸奥の
岩木山1624.6m 青森県弘前市  地理院地図は→こちら 
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岩木山は、今、ミチノクコザクラが真っ盛り。湿地や草地で見ることの多いハクサンコザクラと比べ、岩地の斜面に咲くミチノクコザクラは見ごたえがあった。どこがどう違うのかはよく分からないが、色といい姿といい、可憐というか清楚というか、ミチノクという名がついただけで随分違うような気がしたから、不思議なものだ。
 渡辺伸栄watanobu
8合目まで車で登り、9合目まではリフト。ここから標高差200m弱が登山。それでも道はほとんど直登急坂でおまけに岩がゴロゴロ。だから、OkkaaとMissyさんにとってはかなり登り応えのある山。本格登山の気分は十分味わえる。
元々今回は、MissyさんとOkkaaが主で上高地観光の計画。その間に数人抜けて焼岳駈足往復のつもりだった。ところが全国的な悪天で、青森だけが晴予報。やむを得ずの岩木山だった。それが、来てみればビックリ、今が名花の最盛期。山は行ってみなければ分からない。行けばどんな山も期待外れはまずない。そして大概僥倖が待っている。それは日頃の心がけ次第。
ハクサンコザクラより少し大きいらしいのだが、違いはよく分からない。ただ、青森にあるのに白山小桜などと言うより、ミチノクコザクラの方がよっぽど良い。ご当地ナンバーが認められているのだし、花の名も、どこがどう違うなどと小賢しいことを言わずに、いっそご当地名称にしたらどうだろう。エチゴコザクラもいい。今度から勝手にそう呼ぼうか。
ここが山頂。津軽富士と言われるだけあって、360度大パノラマ。3年前に来たときは雲の中で全く視界が利かなかったから、この眺望にはみな大感激。
北の十三湖方面。条件が良ければ竜飛崎から北海道も望めるらしいが、今日は無理。それでも、この景色で十分。
東方面。対面に八甲田山。あそこもRW百名山だから、OkkaaとMissyさんの次の山はあの山でどうだろうと、Unqさん、早くも次の構想。
南西方向、白神山地が横たわる。右に飛び出した岬が昨晩泊まった不老不死温泉のある黄金崎か。白神岳もいつか登ってみたい山。
ミチノクコザクラだけでなく、ミヤマキンバイもそこかしこに咲き群れていたし
岩に張り付いたイワウメもきれいだった
こちらは山頂の岩の間に咲いていたヤマガラシ 
登山道にはミネザクラ、まだ桜を見られるというのも得した気分 
無事下山して、二人ポーズ  「あそこにいってきたぞぉ~」 
ここに載せきれなかった画像はYouTubeにあります。⇒こちらから
<コースとタイム> リフト上駅発10:10-11:03山頂12:07-12:52リフト上駅着
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