綿野舞(watanobu)山歩紀行2019
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4月20日 古の道を辿れば椿藪 
要害山287m 三の輪山303.0m 新潟県村上市  地理院地図は→こちら 
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関川歴史館主催「古道を歩く会」本年度第1回目。先達などという少々こそばゆい名称の肩書をもらって道案内。2日前にUnqさんと下見したルートがGPSの軌跡になってスマホに入っている。だからスマホ片手のながら案内。道なき斜面の藪を漕ぐ。最強の敵は何と言ってもサルトリイバラの藪。次に手強いのはユキツバキの藪。掻き傷擦り傷なんのその、もっともっと藪漕隊。本年度も藪漕ぎの猛者連が集まった。
 渡辺伸栄watanobu
関川村の朴坂から旧神林村の松沢を結んだ古道。昨年は、朴坂から途中の西山まで藪を漕いで登山道に出、朴坂山を下山した。だから今年は残りの半分、逆に松沢から藪を漕ぎ、西山の手前の登山道に出て要害山に上がって下山する。
途中の小沢と湿地の渡渉点。靴を濡らすまいと恐々渡る人を見て、なんと小隊長のYoumyさん、やおら落ちていた枯れ木の太幹を抱え上げると、小沢と湿地に敷いて仮設の浮橋。さすがというべきか。
濃い藪を抜ければ、古道の痕跡も出てきたりして。一息ついてふと見上げれば、咲き誇るタムシバ。
 
藪から登山道に出てみれば、山道の有難さが身に染みる。藪を刈り払い道をつけてくれている人たちに感謝の思いが湧く。登山道の脇に2本立ちの巨松があって「さなぶりの松」とあった。さなぶりは田植えを終えた感謝の祝い。子どもの頃、母が「今日はさなぶり休みだ」といって喜んでいた記憶が蘇る。 
要害山の山頂。要害山は色部氏の山城の本丸があった山で、ここは標高287mの山頂。本丸跡はここから西へ200mほど行った先にあるが、今回はここでUターン。
各々方が、山頂の岩に登って見入っていた景色がこれ。遠く飯豊連峰、右下に荒川。 
要害山は山城だけに、巨大な空堀跡が残っている。ここは国指定文化財平林城跡の一角。
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