山の記 2020
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5月31日(日)  良寛の国上の風の爽やかさ 
 国上山 312.8m 新潟県燕市  地理院地図は→こちら
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 阿賀北山岳会、久々の山行日。今月はノボラーズ組向けの企画で、良寛の五合庵見学と国上寺参詣、寺泊でカニ食べ放題、新潟で登山用品ショッピング・・・がメーン日程。ただし山岳会ともなれば山に全く登らないというわけにはいかず、国上山へ。低山ながらブナ林が県指定天然記念物になっている程、木立の爽やかなハイキングコース。
 山の定義は、土地が盛り上がって周りより高くなった地形をいう。低山、高山、有名、無名、全ての山の地形を愛する我ら。たとえ山頂の草木生い茂り眺望が全く利かなかったとしても、山道の草木に目を楽しませ、鳥の声に耳を澄まし、山気にたっぷりと浸る。これぞ山登りの醍醐味。 山の尊さは高さにあらず、なべての頂きに憩いあり、が我らのポリシー。
 続々と行き来する登山びとたち。家族あり友人あり団体あり、生まれたばかりの赤子あり、よんがらもっこりの老人あり、みな嬉々として山道を登り下る。早朝ガラガラだった国上寺参詣者用駐車場も下ってみれば満車状態。緊急事態が解除されて、この日をムズムズとして待っていた人々。生気あふれ解放感に満ちた表情。
 寺泊の魚市場もカニ宿も大盛況。店員さんの溌溂とした動き。新潟の登山用品の売り子さんの嬉しそうな顔。皆この日を待っていた。明日から6月、我らにもいよいよ夏山本格登山の季節。Okkaaにはズボンにパーカーに帽子にと登山服を新調し、ノボラーズ企画第2弾はいざあの聖地上高地か。どうか、第2波、第3波、起こりませんように。
 渡辺伸栄watanobu
「あの吊り橋、渡るの?」「こわ~い!どうしよう」な~んて、ホントは戯れて喜んでいるのです。きっと。
良寛様の暮らした五合庵。「何でも手が届いて暮らしやすいだろうな~」とか、「タケノコはどこからでたのかしら」な~んて。
本気投げのおまじない。何のための本気投げかは、ここでは言わない、個人情報。
Ive君に似ているとか。頑として梃子でも動かないこの表情、確かに。
話題になったイケメン壁画、どこが悪評の源なのか理解に苦しむ。頑として撤去しない寺側に拍手。
ここからが登山。登り始めは足がこわばってもつれる。どんな山でも山は山、楽な山など一つもない。
県指定天然記念物のブナ林と看板があった。海岸近くの低山にブナは確かに珍しいかも。キツツキの音が響く静かな森。
登頂記念写真。「やっぱり、山の空気はいいな~」 ×6
山頂は草木生い茂り眺望は全くゼロ。だから上空からの空撮。大河津分水路と蒲原の大平野
分水路の河口、日本海に船が浮かぶ
すぐ隣の弥彦山と麓・弥彦の街並み
初見の花、所変われば花変わる。UnqさんがLineでOguraさんに問い合わせ。わざわざ調べてくれて「オドリコソウ」と返信が来た。便利な世になったもの。
寺泊のカニの宿で喰い放題30分1本勝負。わがチームは3杯達成。次回は4杯を目指す。練習しなくっちゃあ。
<コースとタイム>   駐車場P発7:56~8:24五合庵8:31~9:00国上寺参詣~9:35登山口~10:12山頂10:55~11:28駐車場P着
  YouTubeの動画は ⇒こちら 
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