山の記 2021
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3月28日(日) 山は旬 桜 満作 岩団扇
大平山560.8m 新潟県五村上市
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最適の時季のことを旬と言う。草木萌えいずる前のこの時季は、早春の花の旬。まっ黄色に咲く満作の下を通り抜けたばかりで、振り返ってまだ花を見ていたいというのに、むりやり、「ハイッコッチ向いて!」とパチリ。だから、IBU少年は少々不満顔なのです。このあと、岩団扇ロードに出たとき、彼の口元は少しほころびたように見えました。最年少隊員ながら、集合の際には点呼を取って、なかなかしっかり者の副班長ではあるのです。山は年中、旬。そして、彼も日々が旬。いや、何よりも、参加した善男善女も毎日が旬の人々。公民館登山の大平山、健脚びとの清しくも爽やかな一日でした。
 渡辺伸栄watanobu
今日の登山のテーマは「残雪の山に咲くマンサクを見る」。テーマどおりに満作が咲いていて、枝を引き下げてもらって早速パチリ。
一息入れた休憩地点で、偶然、足下に越の寒葵の花。写真をとるために松ぼっくりを枕にして上を向いてもらったところ。
満開に咲く満作の通り抜けで、もう一枚記念写真。皆さんいい笑顔。IBU君は今度はゆっくり花の鑑賞
ここはさながら岩団扇ロード。道の両側にびっしり、花盛り。可愛い可愛いと口々に称賛。
 確かに愛いやつ
山頂に一番乗り
登頂記念撮影 逆光でバックの鷲ヶ巣と登山びとの顔と露出のバランスを取るのは実に難しい技、ナ~ンテ、ホントはペイント3Dで簡単張付け合成
斜面を風避けにして三々五々の楽しい時間
朝は咲いていなかったコブシが、下山の昼過ぎには咲いていて、これまた称賛の声
山桜の花の下を意気揚々と下る 下山口間近
 <コースとタイム>  7:46P発―10:11山頂11:13―12:44P着
関川村の盆地の底から大平山の山塊は目につく。が、大平山の山頂はどこかとなると、はっきりしない。今回、GPSの軌跡をカシミール3Dに落してカシバードで見てみたら、なんと、左端のここが山頂だった。もっと右端の山のどれかとばかり思っていたので、意外といえば意外。山はいつも、見る角度が変わると位置も様相も違って見えるから、とんだ勘違いを起こす。
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