山の記 2021
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5月30日(土) 花探し鳥坂山の下見行
鳥坂山438.4m 黒中山446.3m 新潟県胎内市
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今年は花の移ろいが速い。黒沢峠の下見で咲いていた碇草も裏白瓔珞も4日後の本番では消えていた。今日は、来月5日予定の公民館登山の下見。本番は「姫小百合咲く鳥坂山へ」がテーマの積り。が、今日既に盛りを過ぎつつあった。本番当日はほぼ望みはない。せめて、此処にこんなふうに咲いていたと話だけでもしようじゃないかと、Unqさん。此処とはユズリハノ峰を越えた櫛形山脈縦走コースの一角。此処だけどうしたわけか、見事な群落。この後、下見隊4人は4コースに分かれて、それぞれ単独偵察隊。私はこのまま縦走コースを進んで、黒中山から黒中コースの登山口へ下山。久方ぶりの単独行。稜線歩きの気持ちよさ。足下眼下に黒川中の校舎が見えて、低山らしからぬ高度感。かつてあの学校の校長を務めた今は亡き旧友を暫し偲んだりして。
 渡辺伸栄watanobu
登り始めて1時間 標高325m付近 姫著莪の群落があちこちに
と、姫著莪に続いて 突然、姫小百合が一株
続いて点々と姫小百合、終わった花も多く、中にはこんな白肌の花も
山躑躅も負けずに競い合っている
ユズリハノ峰で一休み、コーヒーなど啜った後で少し先に進むと突然この群落、この日一番のハイライト
お見事! 今が真っ盛りだから、5日後の本番まで持つはずがない
姫小百合の群落を堪能した後、他のメンバ―は踵を返して鳥坂山へ向かった。我一人、黒中山へ向かい、今、そこを越えた。眼下に黒川中学校。山の名も、コースの名も、この学校の名からか。学校登山の山?生徒を叱咤激励していただろう若き校長時代の彼を想う。
銀竜草、終わりが近いのか、花弁が乱れ立っている姿が面白い
Youmyさんは鳥坂山から胎内観音へ、Ike会長は白鳥山から白鳥公園へ、Unqさんは白鳥山から石切山登山口駐車場へと、4人別々にコースの偵察。私は黒中コース登山口に下山して胎内観音まで歩きYoumyさんと合流してアイスを食べながらUnqさんの車を待つ。さて、本番当日どのコースを使うか、この後夕食の腹ごしらえしながら検討することにした。結果は本番当日の「山の記」で。
<コースとタイム>
 石切山コース登山口発13:48―14:54ユズリハノ峰15:12―15:40黒中山―16:14黒中コース登山口着―16:40胎内観音着   
 
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