山の記 2022
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6月4日(土)5日(日) 懐かしい吊り尾根バックに上高地
1529m 長野県松本市村
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阿賀北山岳会には、メンバーの特性に応じた小グループがある。只管組といえば、ランナーズ。ノボラーズといえば、低山散歩組。只管組につき合う他メンバーはいない。が、どういうわけか、ノボラーズに付き合うメンバーは多い。というわけで、今回はノボラーズ企画で上高地漫遊。実は、付き合いメンバーは、ノボラーズを上高地に置いて、焼岳に登る魂胆だった。ところが、悪事千里を走って焼岳に聞こえてしまった。火山振動多発。焼岳は立ち入り禁止措置。よって、2日間ともノボラーズに完全お付き合い。ところが、それ又よくしたもので、人間万事塞翁が馬。上高地は何度か来たが、いつも、高山への通過点。こんなにゆっくり味わったことがない。大正池から明神池の間、2日間たっぷりとブラノボラ。高名な画伯と親しくなったり、岩魚の丸焼きにかじりついたり。山賊焼きが名物だなんて初耳だったり。4年前に大キレットを渡って吊り尾根から下山したとき、これでもう上高地に来ることはないだろうなんて、生意気な口をきいたのが恥ずかしい。山に登れなくなったら、ここに来て、終日ベンチに腰掛けて、登った山々を眺めてアイスを食べるのも悪くない。おっと、その前に焼岳焼岳。ここだけ残ってる。
 渡辺伸栄watanobu
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