山の記 2022
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5月15日(月) 雨の古街道は 蛭の道
会津街道諏訪峠514m 新潟県阿賀町
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歴史館の古道歩きの下見、会津街道諏訪峠越えの道
藪漕ぎ道で、米沢街道十三峠の道とは大違い
殿様街道とは名ばかり、蛭の集団が乱舞する道
そこへ足を踏み入れたものだからたまらない
連中、嬉々と声を上げて、我が身体に飛びついた

釈迦曰く、この世はすべて因縁、1人の泣きは1人の笑い
我が血を吸って笑いさんざめく奴らに捧げる、自利と利他
生を明らめ死を明らめるは修行の本道
 
 辺伸栄watanobu

行地から入山してすぐ
旧街道の茶屋跡

ここからがヤマビルの洗礼
そのすさまじいこと

新発田の殿様の参勤交代の道
このブナの大木の木陰で殿様が休んだのだとか

ここが諏訪峠
吉田松陰通過の記念碑

柳新田の一里塚
二基がきちんと残っていて
意外と大きい

柳新田の大桂
足元の草藪はヤマビルの住処
ぞっとするほどの集団襲来

柳新田から津川へ向かう街道の石畳
道幅いっぱいにきちんと敷き詰めた石は
荷を運ぶ牛馬の蹄から道を守るため
これが本当の石畳の道

津川の川湊
新潟の港から上下する川舟で
津川の町は大繁盛
 
<コースとタイム>
行地発8:20-11:00諏訪峠-11:44一里塚-12:19大桂-12:44柳新田-13:29清川高原-(車で移動)ー津川町
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